メキシコで撮ったデジカメの写真を整理していて見つけた、2013年に訪問したコラレホ蒸留所の時計の部屋。
「99000 HORAS」というブランドをコンセプトにした空間で、アガベを植えてからテキーラをボトリングするまで99000時間(約11年)かかるという意味から誕生したもの。
コラレホの蒸留所はアミューズメントパークみたいでした

ちなみに、99000オラスのボトルの形状は左右非対称で特徴的。なんとなく、時計の形をイメージしているのかな…と感じました。
製法の特徴としては、レポサドとアネホはそれぞれ別の樽を使用しており、アネホはリチャーしたテネシーウィスキーの中古樽を使用し、レポサドで用いる樽は、3種類のオーク材、(フレンチ、カナディアン、メキシカン).を組み合わせて自社で作ったものを使用していること。
また、2回の蒸留の際の蒸留器をわけていて、フランスのコニャックを作る際に使用されるようなシャランティーンと呼ばれる、玉ねぎのような形のめずらしい蒸留器を使用していることが一番の特徴。
7台のシュレッダーや、2万リットルのステンレスタンクが11台あり、年間かなりの量のテキーラが生産される蒸留所ですが、発酵酵母はアガベの天然酵母を、同じ味のバランスになるように、昔から同じものを再利用し続け、伝統の味を守っています。
国内向けにはアウトクラベを使用し、国外にはマンポステラを使用している点も非常に珍しいですね😊
コラレホ蒸留所があるグアナファトには、この時1度しか訪問できていないので、またいつかメキシコに行ったらグアナファトの街並みも見に行きたいと思い、懐かしくなりました。
コラレホ、飲みたくなりました😊
ちなみに、コラレホのボトルカラーは、白、青、赤の3色ですが、こういったカラーボトルを使ったのも、コラレホが最初のブランドだそうです。
空や海、地球の色を表した「ブルーボトル」。
テキーラへの情熱を表した「レッドボトル」は特に目にとまります。
独立の父「ミゲル・イダルゴ」氏のイラストや、メキシコ国旗の紋章など、メキシコ、テキーラへの敬意がこめられたボトルデザインも素晴らしいですね
