8月8日はテキーラOCHO(スペイン語で数字の8はオチョと呼びます)の日。
うちのオチョコレクションは、ほとんど飲んでしまい、全然残ってませんが…😭
オチョをつくったトーマス・エステス氏の著書と息子のジェシー氏のカクテルブックを読みながら、オチョを飲んでサルー!しました。
2019年3月に、ユニオンリカーズ株式会社から6年ぶりに日本での発売を開始した、シングルエステートテキーラ「OCHO(オチョ)」。
テキーラ造りの名門であるカマレナ一家に誕生した、ドン・フェリペ・カマレナが創業者のラ・アルテーニャ蒸留所は、メキシコ革命紛争で破壊されてしまった場所から、1937年にアランダスに再建し、現在は息子・孫に受継がれ、地元で愛されている「エルテソロ デ ドンフェリペ」「タパティオ」、そして、今回ご紹介する「オチョ」など、個性的なテキーラを造り続けています。
その中でもオチョは正統派で大変シンプルで、純粋な味わいが個性となっています。
その土地の伝統的な食文化や食材を見直すという考えを尊重しており、「クラフト」ではなく「スローフード」の精神と彼らは言います。
メキシコという国・テキーラを愛し、それを象徴するメキシコの風土を生かしたテキーラをつくりたいという思いで、オチョのプロジェクトはスタートしました。
その土地の伝統的な食文化や食材を見直すという考えを尊重しており、「クラフト」ではなく「スローフード」の精神と彼らは言います。
メキシコという国・テキーラを愛し、それを象徴するメキシコの風土を生かしたテキーラをつくりたいという思いで、オチョのプロジェクトはスタートしました。
オチョは日本語で数字の「8」を意味しますが、ブランドをつくる際に、トーマスとカルロスがそれぞれ別の部屋で大量のサンプルテキーラを順番にテイスティングし、お互いに一番美味しいテキーラを発表する際、8番目のサンプルテキーラが美味しいと2人の意見が一致したことで、スペイン語で8番を意味する「オチョ」というブランド名が誕生しました。
オチョは、蒸留所のあるアランダスのエリアを中心に毎年1~3ヶ所の畑を選んで、そのエリアから土の栄養をたっぷり含んだ糖度の高いアガベを選りすぐり収穫しています。雨期はアガベが水っぽくなるので、1年の間で収穫できる時期も限られています。
テロワールやアガベ本来の味わいを大切にしているため別々の畑のアガベをまぜることをしません。
煉瓦製のオーブンで8〜10時間一度加熱をして苦みや汚れを落としてから、加熱は低温でじっくり。一般的な蒸留所の2倍の時間をかけます。その後24時間冷ましてからシュレッダーを使い絞汁をした後は、大きな木製の発酵層で天候や湿度を見ながら4~5日間自然発酵させます。
蒸留所のある場所の空気、風の香り、蔵つき酵母など、その土地のテロワールを大切にしたいため、ステンレスではなくあえて木製のものを使用しています。
テキーラは製造の過程の様々な特徴や製法の違いが味を決めるため、法律的に本来テロワールはありませんが、オチョは「テロワール」のあるテキーラとして認められています。
蒸留の過程では、加水を最小限にするため、低いアルコール度数を目指して蒸留していることで、アガベ本来の味・香りが残るように工夫されています。樽で熟成し過ぎず、古いウィスキー樽を購入して使うことで、味のバランスを崩さないようにしているそうです。フィルタリングもしません。
樽の貯蔵庫には、川の水を壁から流すことで、一定の湿度を保っています。
山に囲まれ、蒸留所の近くは清流が流れるのどかで美しい場所。
時間の流れが止まるような感覚を覚える、自然の魅力いっぱいのこの蒸留所にいると清々しい気分になります。
テキーラは製造の過程の様々な特徴や製法の違いが味を決めるため、法律的に本来テロワールはありませんが、オチョは「テロワール」のあるテキーラとして認められています。
蒸留の過程では、加水を最小限にするため、低いアルコール度数を目指して蒸留していることで、アガベ本来の味・香りが残るように工夫されています。樽で熟成し過ぎず、古いウィスキー樽を購入して使うことで、味のバランスを崩さないようにしているそうです。フィルタリングもしません。
樽の貯蔵庫には、川の水を壁から流すことで、一定の湿度を保っています。
山に囲まれ、蒸留所の近くは清流が流れるのどかで美しい場所。
時間の流れが止まるような感覚を覚える、自然の魅力いっぱいのこの蒸留所にいると清々しい気分になります。
こうして、樽香が強く感じないくらいの、アガベ本来の香りをいかした、非常にエレガントなテキーラが完成します。
アガベの値段の高騰によって世界的にテキーラの価格も上がっている時期がありましたが「オチョ」は価格をあえて下げたそうです。中には30%以上も値段を上げたブランドもあるそうですが、利益を重視したり、多くのボトルを販売するのではなく、多くの人にテキーラの本当の美味しさを知ってもらえるか。そのための活動をしていくことが「オチョ」の使命だと言います。
テキーラへの愛と情熱を感じるブランド「オチョ」をこれからもたくさんの方に伝えていきたいと思います。