日本一のサボテン生産で有名な街・愛知県春日井市の「後藤サボテン」さん見学ツアー | 目時裕美ブログ「Happy Drink Life」

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サボテンの街🌵愛知県春日井市へ行ってきました。
海外にはまだしばらく行けませんが、日本でメキシコ🇲🇽を感じられるような機会を企画したいという思いの元、今回はテキーラ仲間と視察ツアーへ。

入口には大きなアガベもアップ

伊豆シャボテン公園や、メキシコ大使館の大使公邸のエントランス植えられているサボテンを育てている後藤サボテンさんを訪問させていただきました。

愛知県春日井市のサボテン栽培は昭和28年頃、果樹栽培が盛んな桃山地区で、ある農家が「緋牡丹」に魅せられ、副業として栽培を仲間に提案したことから始まったそうです。
サボテンは中南米産を中心に3000〜4000種類くらいあるそうですが、敷地内には、多肉植物を含めて4〜500種類の栽培をしついるそうです。



昭和34年に発生した伊勢湾台風で、果樹園が壊滅状態となった一方、サボテンは被害が少なかったことから、それ以降の栽培主体をサボテンに切り替え、市内で広くサボテン栽培が普及し、サボテン栽培の中で特に難しいとされる実生栽培(種から育てる栽培方法)の生産量において、全盛期には全国シェア8割を占めるまでになったそうです。

後藤サボテンさんは、メキシコ生まれの食用サボテン「ノパル」を春日井を代表する野菜として春日井で生産してきたいという思いから、2011年に専用のハウス「春日井ノパル生産農場」を建設して、春日井から全国に発信できるように生産体制を整えているそうで、様々なレストランでサボテンを食べることができます。
サボテンの祖先も教えていただきました。
環境に適応して、この木がサボテンになったそうで、昔は食べられていた葉っぱを試食。
サボテン🌵とは似ても似つかない見た目でしたが、味わいにはサボテンらしい青臭さと酸味を感じられます。

サボテンの栽培方法や種類などを詳しく説明していただき、一緒に栽培されているアガベについてもご案内いただきました。

50年近く育てられている「玉サボテン 金鯱」という種類のものもあり、黄金色の強い刺と濃い緑の球の部分が特徴で、かなり希少価値が高いようです。

アガベアスルはありませんでしたが、メスカルの原材料で有名なサルミアナをはじめ、様々な種類のアガベの苗もありました。

初めて見るサボテンや南米の植物を見て、触って、ちょっと味わってニコニコ
ものすごく勉強になりました。

まだ時期は未定ですが、秋以降に後藤サボテンさんを見学できるスペシャルツアーを企画したいと考えています。
今回体験したメキシコに来たようなワクワクする気持ちや、新しい事を学ぶ楽しみを一緒に体験出来たらと思いますニコニコ

春日井市は、8日からまん延防止等重点措置の対象地区になるので…
解除されたタイミングで実施できたらなぁと。






後藤サボテンさん、ご一緒した皆さんありがとうございました😊

◆後藤サボテン◆