レセルバ・デ・ラ・ファミリアの地下熟成庫で樽出しのファミリアでみんなでサルー!してから、クエルボ蒸留所内に用意いただいたテイスティングルームで、セミナーを開催。
カラーや粘度のチェックをしてから、グラスの口の下、真ん中、上と3箇所の香りの違いを感じてから、
嗅覚の感覚を研ぎ澄ますため、鼻の下、頭を指で押さえて神経を集中させたり、目頭の部分を摘んだり、片方の鼻の穴をふさいで左右の香りの違いを感じたり、様々な角度からテキーラの香りの違いを楽しみます。
口に含んでからは、舌で口の中を回してゆっくり呑み込みます。
その後、息をふーっと吹き出してアフターテイストを感じます。
蒸したアガベ、ライム、シナモン、オレンジ、シュガー、チョコレートなど、熟成度合いによって合わせるものを変えながらテキーラとの相性をチェック。
香りをリセットする時は、コーヒー豆を手にとり、揉んで香りを嗅いでから次のテイスティングにうつります。
ソニア曰く、香りや味にはそれぞれの思い出があり、幸せだったり、悲しかったり、笑ったり、怒ったり…
それぞれ個人の記憶や感情に左右されるので、どのテキーラが良いとか悪いとか、定義づけは出来ないと言います。
日本では、安易にミクストと100パーセントアガベかで分けられがちですが、作り手の方と会い、話を聞いていると、もっと深い部分でテキーラを知ることが出来るので簡単に定義付けして、いいテキーラ・悪いテキーラって、決め付けたくないなぁ…と思います。
最後は、日本からお土産で持参したDON KOJIボトルをみんなで開封してサルー!
ソニアの話しはいつもテキーラへの愛情いっぱいで、感動し、よりテキーラが好きになります。
クエルボホテルでのマエストロテキレロペアリングランチも、豪華な内容で、堪能させていただきました。