以前は、蒸留所は一般開放していなくて、特別に案内してもらったのですが、現在は誰でも参加できる有料ツアーがあり、10時〜18時まで利用できるレストランやギフトショップまでオープン

ツアープランも様々で、畑と蒸留所見学だけだったり、ランチがついていたり。
学割もあり、実際に学生のグループがいたりして、観光スポットになっていました。
まずは、受付を済ませて、
英語ガイドのツアーバスに乗り込み畑へ。
蒸留所から車で10分ほどの場所に、「ボタニックガーデン」と呼ばれる、テキーラはもちろんメスカルなど、アガベスピリッツとして使われている様々な種類のアガベが育てられています。
テキーラは、よくサボテンからできていると勘違いされているため、
比較のためにサボテンも植えられていました。
まずは、アガベについての説明を聞いたあとに、
テキーラの原材料である、アガベアスール(ブルーアガベ)の畑へ移動。
アガベは、イフエロスと言われる子株を株分けして育てるのが基本で、
成長したアガベの横から生えてくるイフエロスを収穫し、グレープフルーツ大のものを畑へ植えて育てます。
今回は、そのイフエロスを植える体験から。
鍬で穴を開けて、球形部を植えてから土を集めて、足で周りを固めますが、この作業がかなり大変。
私達ツアー客がやったものは、ちょっとの衝撃ですぐに土から抜けてしまいました。
次にヒマドールの実演。
実際にテキーラつくる際には、7〜8年ものを使用しているとのことでしたが、
畑にあった5年もののアガベで、私の身長と変わらないくらいのサイズ。
アガベが成長したら、葉の先端を、切るバルベオという作業もしているそう。
アガベ5キロから1リットルのテキーラになるそうで、7年もの歳月をかけて育ててからで考えると、手間暇かけているのがわかります。
1つの大きな特徴として、最近はバガスや葉はアクセサリーやノート、バスグッズなどのお土産に再利用されていたり、肥料や燃料にリサイクルされたり。
当たり前のようにどの会社でも、「エコ」な取り組みをしています。
畑の見学も終わり、次はいよいよ蒸留所の見学へ。