シナイの蒸留所では、3つの方法でアガベを育てています。
アガベには雄株、雌株があり、雌株にはキオーテという太い木の幹のような枝が伸びて、一生に一度だけ花を咲かせます。
その花が枯れて出来るのが、カカオの実のような種のカラ。
それを割ると、黒い小さな種がでてきます。この種をまき、発芽したアガベの苗を育てて畑に植えるのが1つ目。
2つ目は、花のタイミングで切ってしまうと、種ができずに、新芽のような小さなベビーアガベが生えてきて、これを畑に植えて育てます。
3つ目は、ブルーアガベと同じアガベの子株のイフエロス。
今回、野生種のトバラの種、エスパディンのベビーアガベを見せてもらいましたが、種から育てたほうが強く、品質も良いそうで、イフエロスはほとんど使わないそうです

今まで、花が受粉して交配してしまうと聞いていましたが、他種のアガベと交配するようなことはないそうで、ここでは種から育てることが普通。
ブルーアガベも同じように育てたものを、オアハカで栽培してからグアダラハラの蒸留所に売っている農家もあるらしく、
アガベ栽培については、もっときちんと勉強しなければいけないなぁ、と改めて感じました

おかげさまで、すっかりアガベに詳しくなり、山に生えている様々なアガベの種類を言い当てられるように(笑)
いつか、アガベハンターツアー!やってみたい

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