summer_121969年から2019年まで、読書クラブのメンバーがおこす 5つのエピソードが、それぞれ古典小説になぞらえながら展開。 ひたすら共学だった私には未知の領域、女子高。なかなか面白かったです。 主役にはなることが無いと思われていた、本人も思っていた少女が、 あることをきっかけに加速度的に脚光を浴びていく展開は痛快。
summer_10冠婚葬祭の「冠」が何であったか忘れてしまうくらい、そういうものに疎くなっている。 「空に、ディアボロを高く」は、まさに成人式のワンシーンが題材になっているのだが、話は「冠」とは関係なさそうな人を中心に進んでいく。つづきは読んでのお楽しみ。
summer_9中村氏は、業界では「現代の山師」として恐れられているプロのビジネスマン現在は、設立4年、たった20人で、売上340億円という脅威の急成長企業の経営者。20人で340億円ですから、一人当たり17億円「稼ぐ仕組み」を「教育」が大注目されているプロテレビでは『クローズアップ現代』『ガイアの夜明け』『報道ステーション』などに出演するほか、雑誌での露出も多い。
summer_7ベストセラーとなった古賀氏の前著『日本中枢の崩壊』と重複する記述が多いが、東日本大震災の発生を受けて急遽加筆したため全体のバランスがイマイチの『崩壊』と違って、本書では著者の主張がコンパクトに整理されている。わかりやすさで言えば本書の方が上。特に政府の震災対応に関する記述は、『崩壊』よりも充実。