ボーイフレンド(腐) | TRIP 嵐 妄想小説

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嵐さん大好き♡
智君担当♪山好き♡で
皆様のブログを見ているうちに書きたくなってしまいました。
妄想小説です。腐っているので注意してください!
タイトルに愛を込めて、嵐さんの曲名を使わせていただいてます。
ご理解いただけると嬉しいです。

 

 

♣3

 


「この間の話だけど…、ちょっと考えさせて」

収録前の楽屋は、慌ただしい。
マネージャーさんやスタッフさんの出入りも、あったりして。
そんな時にこんなこと言うのもなんだけど、気になるし、ね。

「うん、俺は全然オッケーだからね。返事、待ってるよ♪」

相葉ちゃんは、いつもの太陽のような笑顔で、そう言ってくれて。
ありがとう、相葉ちゃん!

「相葉さ~ん!ちょっといいですか?」
「はいっ!今、行きます!!
…じゃ、おおちゃん、待ってるね」

スタッフさんに呼ばれて、相葉ちゃんは元気に返事して。
かと思ったら相葉ちゃん、俺にすっと、近づいて。
俺にそっと、ささやいて。
その時の相葉ちゃんの顔は、すごく、男!って感じで。
次の瞬間には、またいつもの大きな笑顔にもどって。
俺の肩をぽんっとたたいて、俺からはなれてった。
…相葉ちゃん、なんか、めっちゃカッコいいんだけど。
なんか、ドキドキしてきたんだけど…。

「では、収録始まります!皆さん、お願いしま~す!!」

「「「「は~~~い!」」」」
「あ、は、はいっ!」

スタッフさんから、声が掛かって。
俺は、はっとして。
ほかのみんなについてって、スタジオに戻った。



収録が進んでって。
俺の頭んなかでは、相葉ちゃんに言われたことが、ぐるぐる回ってて。
…相葉ちゃんとこかあ。
相葉ちゃんとこだったら、なんだかんだいって、楽しいだろうなあ。
相葉ちゃん忙しいから、俺が何か作っててもいいなあ。
料理道具そろってそうだから、いろいろ作れそう。
でもって、相葉ちゃんが帰ってきて。

『わ~!おおちゃん!!ごはん作ってくれたんだ!ありがとう!!』

なんて、言われちゃったりして。
で、俺が作ったやつが、もしもおいしくなくても。
相葉ちゃん優しいから、

『おおちゃん、おいしいよ!!』

とか、言ってくれちゃうんだろうなあ。
で、2人とも休みの時は、一緒に料理したりさ。
俺が何か切ってたりしたら、雑誌の撮影んときみたいに、うしろからハグしてきたりとか。
で、そのまま、俺のほっぺに…。
…って、俺、何、想像してんのっ!?
なんか、はずかしいやつじゃん、俺っ。
でも、俺。
そこで、つい、相葉ちゃんを見ちゃったら、相葉ちゃんも、こっち見てて。
ばちっと、目があって。
相葉ちゃん、収録中のいつもの笑顔なんだけど。
でも、さっきの男っぽい目で、俺を見てて。
俺は、もっとはずかしくなって、相葉ちゃんから目をそらした。



「ではこれにて、本日の収録終了です!皆さん、お疲れ様でしたっ!」
「「「「「お疲れさまでした~!」」」」」

収録が終わって。
相葉ちゃんは、「これから夜中のロケが入ってるんだ~!」って言って。
ばたばたと、楽屋に戻っていった。
…こっそり、おいらにウインク(…ウインク、できてなかったけど 汗)しながら。
相葉ちゃんが、俺だけにくれたウインク。
うれしいような、くすぐったいような。
ちゃんと表現できないけど、そんな感じ。
そんなこんなで、ちょっとぼーっとしてたら。

ぎゅっ。

「ねえ、リーダー。今日、ちょっと飲みに行きません?」

ニノが、俺の肩をかかえこんできて、そう言ったんだ。
うん。
なんか今日は、ぐるぐる考えちゃって。
親切心で言ってくれてる相葉ちゃんに、よこしまな想像をしちゃったから。
ちょっと、すっきりしたくて。

「うん、じゃあ、行こうか」

って、答えたんだ。



ニノと、飲みに来て。
今日、色々ぐるぐる考えちゃってた俺は、つい、飲みすぎちゃって。
テーブルに、顔をつけちゃってた。
…テーブルって、冷たくて、きもちいいんだよね~。

「…で、リーダー、相葉さんとこに行くんですか?」
「って、そうそう、あいばちゃ~んってさあ~、ほんと、やさしいよねえ~~~」
「…ええ、そうですね。それ、さっきも聞きましたから」

俺は、ニノに、相葉ちゃんに部屋においでと言われたことを、話しちゃって。
(「道理で。相葉さん、様子おかしかったんですよね…」って、ニノ言ってた。ニノ、すごい!)
で、俺、言いながら、相葉ちゃんやっぱやさしい!って改めて思っちゃったから。
俺、ず~~~っと、相葉ちゃんやさしい!て、言ってたみたい。
あ、俺が言わなくても、ニノはとーぜん、相葉ちゃんがやさしいなんて、知ってるか~。
てか、俺より、知ってるよね。
そう思って、顔をちょっとあげて、ニノを見たら。
ニノが、じっと、俺のこと、みつめてて。
いつものかわいらしいニノじゃ、なくて。
たまに出る、ちょっと男っぽい、ニノ?

「…ねえ、リーダー。俺だって、優しいんですけどね。でしょ?」

うん、ニノもやさしい。
てか、もちろん、メンバー全員、やさしいよ!

「うん、ニノ、やさしいよ」
「じゃ、とりあえず。
おじさん、酔っぱらっちゃってるし、今日は帰りましょう?
…家に帰るの面倒だったら、俺んちに来ませんか?
着替えとか、貸しますよ」

ん?ニノんち?
ニノもほんと、やさしいなあ。

 

 

 a ニノの家に行く

 

 b メールが来る

 

(ニノの家に行ったことのある人は b を選択)

 

 

 

 

 

 

 

 

          Writing by 咲良衣 紗斗子  Special Thanks!