昨日は
国公立の薬学部や
九州大学を志望する
国際校の２年生と面談をしました
２０２４年の入試では
国際高から
大阪大学・横浜国立大学等に
現役で合格した子がいましたが
この高校の生徒さんは
受験は自分で歩いて行く
そんな感覚が
しっかり育っているような
気がします
中高一貫校ですが
学校が大量の課題で
生徒をつぶすこともなく
高知の中学受験先として
エリアトップ大（岡山・広島）を
志望校にする層であれば
一押しのような気がします
「とりあえず国公立」 その国公立が全国区であれば 高１・高２が天王山
この仕事をしていると
「とりあえず国公立・・」
というセリフをよく耳にします。
まあ「国公立!」といっても
それほど努力せずとも
入れる国公立は
田舎の方にいったら
なんぼでもあります。
地元高知大学の場合
一般推薦を使えば
共通テスト40％の得点率の子が
平気で受かっていくのを
毎年何人も見ています。
一般入試になっても
そこまで苦労はしません
ただこれが
「全国区の国公立」になると
「とりあえず国公立」というセリフを
気軽に口にしていいのは
進学校に相当余裕をもって
入った生徒さんだけだと
強く思います
共通テストは点が取れない試験
東大・京大以外というのは、
まずは共通テストで
点数を取らないことには
話がはじまりません。
英・数・国・理・社
響きは高校入試と同じですが
量は10倍くらい差があります。
共通テストになって
数学であって数学でなし
大量の資料・リード文・図表
それを読まないと答えられません
よくわからない試験になっています
最上位層は
大量の資料を読むのも得意で
それほど打撃を受けませんが
中堅～上位層は
なかなか点も上がらず
四苦八苦することになります
まだ点が取りやすい科目に 保険をかける(英語・化学・基礎理科）
共通テスト英語は
センター初期に比べて単語数が３倍以上
時間内に読むのが大変と
よく言われますが
数学のように
数学の力以外の
国語力が問われることもなく
英語の力だけで
点を積み上げることが出来るので
地道な努力が点数に反映されやすいです
化学専門や理科基礎も
努力だけで何とかなる科目です
共通テストの配点も
全体の３分の１
二次に英語は必須のことも多く
一次・二次合わせた
上記科目の配点率は
４０～５０％となります
これらの科目
同じ暗記力であれば
長期間の準備をした方が
有利になるのは
自明のことといえるでしょう
受験はフライングが鉄則です
共通テスト敗退の最大要因
共通テストで点を取れず
ゲームオーバーとなる
最大の要因は
「共通テスト演習が意味を成す程度の
知識のストックにかける時間を
甘く見積もりすぎていたこと」につきます。
まあ
世のなかには
異能の生徒さんがいるものです
昨日のブログにも書いた
天王予備校東大合格第一号のО氏
「一週間後がマーク模試だから
そろそろ日本史の勉強をしないと」・・・
それでもってあっさり90点以上
もし
あなたが「そのタイプ」であれば
中学受験や高校受験で
ねじり鉢巻きをしなくても
トップ校に
あっさり一桁合格しているはずです・・・・
そうでないなら
日本史を90点以上取るには
どれくらい勉強したらいいでしょうか？
高3の生徒さんは
そろそろ膨大な時間がかかるという事を
ひしひしと感じ始めていると思います。
そう
大学入試は
膨大な時間がかかるのです。
そういった意味で
大学入試というのは
知的ポテンシャルが
決定打になることはあまりなく
膨大な量をこなす能力の有無が
決定打となってきます
どうすればいいの
いつも言う事ですが
進学校の
普通レベルの才能の子の場合
高2の終わりの段階で
英語がある程度戦えるようになっていれば
理系のセンスに秀でたものがなくても
それなりに戦える素地はできています。
理系の大学を志望するのであれば
英語に加えて
高2の終わりまでに
才能の差が出にくい（努力だけ）の
化学を得意にすることです
普通の才能の生徒さんが
「全国区の国公立」を志望しつつ
以上の準備を怠って
高3の夏を迎えたような場合
結果は
まあ
そんなものです・・・・・
ポイントは
毎日毎日コツコツと
できれば学校が終わって
即塾に直行し自習室にこもる
閉館時間まで頑張る
これにつきます
塾であれば
質問対応もしてくれます
天王予備校は
東大・京大・阪大・早稲田等の
難関壇出身スタッフで固めています
上手に利用してください
君落ち給ふことなかれ
「どんな講座を取ろう」が
「どんな参考書を使おう」が
歩くのは自分
毎日の努力が出来ない限り
それを蹴散らすような
稀有な才能がない限り
誰もが憧れる
そんな大学に入ることは
なかなか難しいと思います
甲子園を目指しながら
朝練はイヤ
全体練習はイヤ
筋トレはいや
気が向いた時に
自分のスタイルで・・・・・
ことが
野球であれば
こういう人は
相当おかしなやつと
みんな思うのですが
いざ受験勉強になると
「自分のスタイルで・・・」という子が
必ず出てきます
草野球の選手が
指導を受け入れず
自分のスタイルに固執すれば
永遠に草野球選手です
勉強は自分でやるもの
天王予備校は
自立学習型の塾です
お金を払っているのに
自習なんておかしい
そう思う人は
大学受験の主戦場を知らない
素人さん
生授業を受けようが
映像授業を受けようが
個別指導を受けようが
そこは1合目のお勉強
1合目まででいいのなら
そんな塾に通えばいいと思います
進学校の生徒さんであれば
上記のような
１合目の勉強は
テキストを真剣に読めば
必ずわかるはずです。
その上で
自力でその問題を再現できる
このあたりが2～3合目
次は
大量の問題を
速く正確にこなす
このあたりが6～7合目
地方の国公立は
最終段階は
共通テスト演習や二次演習
これが9・１０合目です
自習室での勉強は
１～10合目にあたります
分からなければ
スタッフが控えています
教科書を読めばわかるような質問は
自分で見るように促します
おんぶに抱っこの精神では
大学入試は戦えませんからね
自習室に長く座ることが出来
毎日毎日勉強するのに
抵抗感がなくなったら
受験生として
一人前といえるでしょう
成績優秀者の塾滞在時間
受験は理屈じゃない
手と頭を動かしたもの勝ち
自宅だと
いろいろ誘惑もあり
長時間勉強することは
余程の超人でない限り
難しいと思います
先月の塾退治時間ランキングと
成績の相関関係はこちらです
５月の全統模試で
帝大系・医学部系でＡ判定であったり
土佐で学年１位だったりします
興味を持たれた方は
お問い合わせ下さい
この夏塾にこもって
秋以降に備えませんか