全統共通テスト模試(第1回 河合塾)
この辺の進学校は
ほぼ全員が受験しています
結果は
出来る子はできていていますが
そうではない人の方が
多数派というのは
毎年の現象です
でもって
ここからが
どのような戦略を立てて
合格最低点に寄せていくか
塾の腕の見せ所になります
生徒さんの状況は
学力・意欲・持続力・ポテンシャル
いろんなものが千差万別で
志望校もいろいろと
一律にこれで頑張ろうみたいな
中学受験のノリは
取ることはできません
はるか昔の
共通一次試験の頃
「一次(事)」が「万事」
そんな言葉がありましたが
共通テストでも
共通テストで
その年の受験は終了(合否がだいたい見えている)
そういう大学の方が多数派です
でもって大多数は
そんな大学を目指すわけで
共通テストからは目が離せません
生徒さんの状況も
ゴールも千差万別ではありますが
私の共通テストに向けての指針は
概ね以下の3つに絞られます
指針(その1) 余り数学にこだわらない
数学が200点満点中
100点を大きく割り込むようだと
ⅠAだけの学校にするか
数学無の学校にするか
そんな話になってきます
しかし
とりあえず
100点近く取れているのであれば
神戸以上とか
医学部を狙うのでもない限り
8月の第2回全統模試の段階で
120点あたりでも
いいんじゃない
そんな感じで
余った時間を
英語とか理科・社会に
全振りすることを勧めます
もっとも
理系変態みたいな子(進学校の5~10%はこのタイプ)は
数学を攻めの科目にすべく
演習中心で寄せていくことも
提案したりします
いずれにせよ
ある程度の時間
自習室にこもることが
大前提ではありますが・・・・
指針(その2) 英語を頑張る(速読以前の部分で)
英語の筆記については
進学校の生徒さんの場合
今の成績が50%を割り込んでいても
目標は75~80%以上が
8月の段階で可能です
英語全振りの学習になりますが
筆記は傾斜配点で
1.5倍とか
1.6倍になる上
二次試験でも
大きく配点されていることが多く
お勧めの方法の一つです
どんなことをするか?
① ターゲットの例文を読み込む(暗誦に近いレベル)と
② 読むための英文法(入門英文精講)の理解
これを毎日やることを勧めています
例文の方は
字で書いて繰り返すと
反復回数が減るので
まずは口に出して読んで繰り返す
そんなことを勧めています
語彙もない
英文ストックもない
読むための英文法の知識もない
こんな状態で
共通テスト演習とばかり
時間を計って速読の練習をしても
得るものはわずかになります
5~6月は全精力をかけて
以上の2点に特化して
努力してみてはどうでしょうか
入門英文精読講義も
構造を理解した上で
音声を聞きながら
シャドーイングの練習をして
同じ速度
同じ抑揚で読めるようになると
違った世界が見えてくるようになります
指針(その3) 現代文は無視
先生
現代文はどうしたらいいでしょう
そう聞かれることもあります
他の科目が
ある程度
仕上がっていてるようなら
現代文をやったらいいでしょうが
現代文が出来ない人は
他の科目もできていない
そんなケースがほとんどで
現代文に時間をかけるより
英語や
覚えたらいいだけの
歴史や政経を覚える
そんな勉強をした方が
総合得点率は上がります
ですから
現代文はガン無視でOK
そんなアドバイスをしています
最難関の東大・京大は
理系でも
二次試験に国語があります
そんな人は
二次添削を
早い段階からやるよう
勧めています
早々と
土佐の高2の生徒さんが
二次添削を提出してくれました
天王予備校(広告)
現在HPの
イベント情報欄を
書き換えています
中学1年~高校2年までの
定期テスト対策ボタンと
高3生の
8月全統共通テスト模試の
攻略ボタンを準備しています
今日の夜(7日夜)には
アップできると思います
よかったら
ご覧になって下さい
それまでは
こちらの総合版をどうぞ