共通テスト 英語リーデイング対策(副題:階段は一歩ずつ上がる必要があります) | 天王予備校(高知県) ウサ山先生の塾日記

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方法論ではなく
やり切る能力(人生観)を改める

大学受験に必要な能力
「量をこなす能力」を身に付ける

共通テスト英語筆記

 

単語数が増えて

 

大変になってきました

 

 

 

どれくらい大変か?

 

共通一次のころの英語は

 

1989年のもので

 

100分で2785英単語

 

 

 

2022年の共通テストは

 

80分で5850英単語

 

 

2023年は

 

80分で6014英単語

 

 

そして今年2024年は

 

80分で6292英単語

 

 

 

1分あたりで比べると

 

1989年:23英単語/分

 

2024年:79英単語/分

 

 

3.4倍に増加しています

 

 

 

 

 

  受験産業界のトレンドは

 

 

受験生の不安をあおり

 

「楽々読解スピードアップ 〇〇講座」

 

こんなキャッチコピーが

 

雨後の筍のように

 

でてくるでしょうね

 

 

 

 

しかし

 

私の悪い予感は

 

中学英文法の怪しい

 

毎日繰り返し学習をしない

 

他者依存症の生徒さんが

 

「なんか楽そう!」

 

受験業界のルアーにとびつき

 

受験産業の養分となりはてる

 

そんな気がしてなりません

 

 

 

 

 

  準備すべきことは

 

 

速読の訓練を否定している

 

そんなわけではありません

 

 

 

最終的には(筆記で80%以上必要な人は特に)

 

速読の訓練をする必要はあると思います

 

 

 

テスト形式に沿った

 

練習の繰り返しが

 

高い精度で仕上げる

 

大切なポイントですからね

 

 

 

 

ただ

 

自立学習型の塾で

 

中高一貫校の生徒さんを

 

長期間観察した方なら

 

深くうなづいてくれると思うのですが

 

本質はそこではないと思います

 

 

 

速読の前段階としての

 

長い長い訓練期間

 

例えば

 

読むための英文法

 

一定量の英文ストック

 

1冊の単語集をやりこんだ経験

 

このようなものが

 

大切だと言っているだけです

 

 

 

この階梯をワープして

 

速読訓練をしても

 

まあ

 

そんなものです

 

ち~~ん

 

 

 

 

  今年の英語共通テスト 猛者の軌跡

 

 

共通テスト英語

 

高得点だった子は

 

結局ターゲットの例文を

 

テキストが

 

ボロボロになるまで

 

やりこんだとか

 

入門英文精講を

 

何度も繰り返した

 

そんな生徒さんです

 

 

 

地に足がついた勉強をしていました

 

 

 

 

高校のリーダーの教科書

 

今は音声が簡単に聞けますから

 

意味が分かった上で

 

音声に合わせて

 

何百回も繰り返した

 

そんな学習方法が

 

原始的ですが効果的です

 

 

 

 

今年は4年ぶりの

 

理Ⅲ受験者がいますが

(11月の河合東大入試オープンでA判定)

 

今は東大の二次に向けて

 

毎日30分以上

 

英語の音声を聞きながら

 

集中して勉強しています

 

 

 

前回の理Ⅲ合格者のI氏も

 

英語のシャドーイングを

 

毎日30分音声に合わせて

 

やっていました

 

 

 

同じ年に

 

理Ⅱに合格したS氏なんか

 

努力の権化で

 

鉄壁の例文を覚えましたからね

 

 

 

その上でI氏と共に

 

毎日シャドーイングに

 

いそしんでいました

 

 

 

 

何事も基本が大切

 

今日はそんなお話でした

 

 

 

ではまた明日