ルリビタキ 兵庫県姫路市山田町 2024年01月11日 | 昆虫漂流記

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ルリビタキ

兵庫県姫路市山田町

2024年01月11日

日本各地で鳥の撮影者(バーダー)さん達にも人気のルリビタキ。
夏には涼しい所で、冬は本州中部以南などの温かい所に移動して越冬するそうだ。

私自身が青い昆虫や青い鳥が好きなので何度も撮影に出かける事が多いので,

例年、姫路市内の何処かへ何度か撮影に出かけてしまう。

姫路市内でもルリビタキに出会える場所は沢山ありますが、ルリビタキが人の気配を嫌う事から、遠くから望遠レンズで狙ってピンボケ写真で失敗する事がいつもの事だ。
実は、今回撮影している場所は、唯一私が知る限りの場所では、ルリビタキが臆病ではない個体が多い場所なのです。撮影場所が公園の駐車場の隣で、隣接するグランドでは午前中は大勢のご老人たちがゲートボールやグランドゴルフをされているので、ルリビタキも人の気配に慣れてしまっているのかもしれない。


その撮影ポイントに日向にとまったルリビタキは、肉眼で見ると綺麗なブルーな色彩なのだが、シャッタスピード優先モードで撮影すると、白とびしたように羽の色のブルーの印象が薄く写り込みます。

反対に日陰にとまったルリビタキを撮影すると綺麗なブルーが浮き上がってきます。
1年目、2年目のルリビタキでは、まだ羽の色がブルーに褐色や黄色の毛が残っているのでブルーが綺麗には写り込まないのですが、3年目のに成熟した雄のルリビタキの羽の色合いは美しい。

 

成熟した綺麗な雄の撮影方法は、さてどうしたものか?
日向のルリビタキをマニュアル撮影で撮影すべきか?露出補正を下げてみるべきか?それで解決できるのだろうか?
それとも日陰のルリビタキを狙って撮影すれば綺麗なブルーが写るのか?
日向の鳥を撮影すれば「キャッチライト」と呼ばれる野鳥の目に光を入れることで鳥の目の一点が光で輝いて、良い撮影と云われているのだが、日陰の鳥では鳥の目が光らないしね。

 

悩みながら撮影するのも、これまた楽しみの一つですが、実は自宅の裏山にも生息しているルリビタキを、車で30分もかけて人慣れしたルリビタキを撮影に出かけるのは野鳥撮影と云えるのかな?とも考えてしまう。