ジョウザンミドリシジミ 兵庫県北部 2021年6月30日 | 昆虫漂流記

昆虫漂流記

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近年は、昆虫だけにとらわれず、自然全体から、
観察する眼を持ちたいと思いますのでよろしくお願いします。

ジョウザンミドリシジミ

兵庫県北部

2021年6月30日

前回のブログ更新記事と同日の撮影分になります。

悪路の林道からの撤退中に、ミズナラ、アラカシの樹木が目線に入ったので、車中から何処かで、ミドリシジミ類の卍行動に出会えないか?と外を眺めながら車をゆっくり走らせていました。

朝一番に標高1000メートル以上の林道からの展望は低い雲の上を走っていましたが、

悪路からの撤退後に同じ場所から眺めると展望はGood!


車を走らせているとフロントガラス越しにミドリシジミ類の姿を確認。
姿と色目からエゾミドリシジミかジョウザンミドリシジミと想像がつきましたが
丁度時計はAM10時前後。
ミドリシジミにの仲間は種類ごとに活動する時間帯が決まっています。
この時刻と天候ではジョウザンミドリシジミだろうと想像し車を停めて撮影を始めました。
私が此処を通過したのがあと1時間遅ければエゾミドリシジミとの同定に頭を悩またかもしれませんが、多分間違いは無いだろう!
(採集してませんので写真にて同定しています。)

林道上でカメラを構え、山の法面の樹木に留まる蝶を撮影しました。

蝶を下から見上げる構図になってしまいまので、車中に積んであった高さ50cmの段ボール箱にソロリと乗っての撮影。

脚立を持ってくるべきと悔やみました。

結局、最近の太り気味の体形ではこの段ボール箱は潰れましたが如何にか撮影は出来たかな?

では写真にて~!

下から見上げて撮影!「高い場所に留まる事はやめてくれ~!」

翅の上面が見えるのだけど構図は悪いのはどうしようもない。

こちらも手前の葉で蝶の半分しか見えない。

下から見上げての撮影ではこの構図で限界か?

こちらは別の個体。

此処には3頭のジョウザンミドリシジミがテリトリーを奪い合っていました。

かなりピントが合ってるので拡大してみました。

道路上にも留まりますが、此方が前に出て撮影しようと足を動かすと、直ぐに飛び立ちました。

ハンノキ林に生息するミドリシジミはグリーンに輝く姿を撮影するのが良しとされていますが、ジョウザンミドリシジミはメタリックブルーに輝きます。


ブルーに輝く写真にはなりましたが、4枚の翅をメタリックブルーに輝く写真を残したかったです。

でもこの写真はお気に入り!

翅表のブルーの派手さと裏面のシックな色合いと模様の対比が好きです。

 

こんなのも昼日向に目の前に飛んできたので素手でキャッチ!

コガネムシあたりの昆虫と思って、飛び上がってジャンピングキャッチしたらミヤマガールだった!

ナイスバディのガールじゃなかったので、手は出しませんでしたよ。

もちろんミヤマクワガタ雌の話です。