スジボソヤマキチョウ
岡山県中西部
2017-06-13
今年もスジボソヤマキチョウがみられるようになりました。
本州では比較的広い生息域が見られて、撮影地を隠す必要もないように思えるのですが、
こちら、岡山県中西部では、食草のクロウメモドキ類が、
かつては超珍品種ベニモンカラスシジミ(こちらをクリックで記事へ)と同じで生息域が重なる場所が多いのでので、
記載することが出来ません。
岡山の虫屋さんの情報では、最近はあちらこちらでベニモンも見つかるようで、超珍品種とは、いえなくなったかな?
でも乱獲防止の観点からやはり未記載です。
発生が同時期なので、偶然に同時に見られる場合も少なからずありますよ。
スジボソヤマキチョウは現在活動している個体も夏の到来と同時に夏眠状態に入り、見られなくなります。
なお、ヤマキチョウと云うよく似た蝶がいますが、こちらは、西日本には生息していないので、勘違いする事がありません。
2017-06-13撮影
この場所では、5頭ほど見かけました。
2017-06-13撮影
案外低い場所にとまります。
2017-06-13撮影
2017-06-13撮影
お粗末様でした。
普通種と云われる蝶に出会うと、「採集したい」、「欲しい」、など欲が無くカメラを構えてしまいます。
「こんな構図で」とか、「飛んでいる姿」など、考える事もしなくなり、だらけてしまいます。
これを、無欲の撮影?いやいや、横着な撮影ですね。
自宅に帰ってから、いつも、「もっとちゃんとした写真を撮っておけばよかったな」と、後悔するのは、毎回の事です。