ベニモンカラスシジミ
岡山県西部
2016年05月21日
2016年05月24日
ベニモンカラスシジミは、1956年に愛媛県で発見され,昔はイヨシジミ・サラガミネカラスシジミと呼ばれ昔も今も珍蝶と言われています。
今回の岡山県の個体類は、主に石灰岩台地の急な斜面や絶壁に生息することが多く各種のクロウメモドキを食草としています。
もちろん、撮影、採集の際には心のお覚悟が出来てから挑戦しましょう。
足を少し踏み外せば、ただの怪我では済みません。
私も高所恐怖症ですので下を見ないように、足元も滑らないように山靴に履き替えてから楽しんでいます。
いつもの岡山県中部のポイントに到着すると、すぐにこの個体が迎えてくれました。5分もするともう1個体がやってきて、お互いにテリトリーを張りだしました。ただゼフィルスの卍ように激しいものでなくあっさりとした行動で別個体は1メートル隣にとまりました。
その後別個体はすぐに飛び去りましたので雌雄を確認してはおりません。
今回は偶然にも、ベニモンカラスシジミにすぐに出会えたましたが、何年もここに来ていますが、早朝から終日待っていても1頭にも出会えなく、姿が見る事が出来ない事の方が多いのが実情です。
目標の開翅シーンにはチャンスと技術がありませんでした。飛翔中の翅表の紅色の紋が撮影出来ず残念。
後日、友人から【紅色の紋】の撮影のコツを教えて頂きましたが、「簡単では、ないよ!」と教えて頂きましたので、気長に考えて行こうと思います
テリ場で一休み中の雄 2016年05月21日 撮影
後日に撮影した別個体♀ 2016年05月24日 撮影
上写真と同個体♀ 2016年05月24撮影