コヒョウモン 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷
(岐阜~長野編Part4)
2016年08月14日
コヒョウモンは中部地方では予想にせず出会うことがある蝶であるが、私の住む西日本には産していないので、目線は、どうしても追いかけてしまいます。
今のところ日本産は3亜種に分かれ,北海道のssp.mashuensis、中部地方山岳系のssp.tigroides、関東北部のssp.tanigawensisに分けられているようですが、後記の2亜種については変異が連続しているそうです。
また中部地方亜種(tigroides)は一般的に小型で黒点がよく目立ち、関東北部亜(tanigawensis)はとくに明るい色彩で大型が多いそうです。
ただ私が、出会ってきた蝶の傾向では、同じ中部地方でも浅間山系では小型の大きさで斑紋も黒点の目立つ個体が多く、北アルプス山系では、浅間山系より少し大きな個体で斑紋の黒点はナミヒョウモンと区別しにくい個体を見かけることがありました。
そのため、ヒョウモンチョウと念のため何度も見直して確認してしまいます。
例年ならこの時期ボロボロの個体が数頭見かけるだけなのに、今年は綺麗な個体を数頭、見かけました。
今年においては他の蝶は発生時期が前倒しになっているのが多い中、例年よりここでは遅れているのかな?
2016年08月14日 撮影
2016年08月14日 撮影
2016年08月14日 撮影