ミヤマシジミ 長野県安曇野市
(岐阜~長野編Part5)
2016年08月14日
ここは松本盆地の真ん中にある河川敷です。河原に40-50センチのコマツナギが生えています。
ポイントから少し離れると極端に個体数が見られなくなりますが、今年も昨年同様に出会えることができました。
ミヤマシジミは私の住んでいる西日本には産しておらず?
いやいやこれが古い記録ではありますが大阪府下(奈良県金剛山の記録と重複か?)、徳島県下、鳥取県大山山麓と真偽のほどはわかりませんが記録があるのだそうです。
私には裏面の翅の模様が赤とブルーが印象に残るかわいい蝶です。
中部地方でこの蝶に出会うとヒメシジミと区別しなければいけません。
まして野外で同定するなど、正直行ったことがありませんが、当地にでは、ヒメシジミはみられません。
ここは日陰のない荒れ地で大変暑い状況で土面もカラカラに乾燥していました。
時間は午後3時半。
現地に到着後、遠目には蝶は飛んでいませんが河原に降りてみるといきなり1雄が飛び出しました。しかしなかなか留ってはくれません。
歩いてるうちに次の蝶が次々に続いて飛び出し、そちらに気がとられてしまい結果的にすべてを見失う羽目になりました。ことわざ道理になってしまいました。
ただ5分もすればまた蝶は帰ってきます。頭の単純な私にとっては良い遊び相手ですね。
ここではツメレンゲが生えているためクロツバメシジミ東日本亜種も混生しています。
ミヤマシジミ雌
2016年08月14日 撮影
ミヤマシジミ雌
2016年08月14日 撮影
ミヤマシジミ雄
2016年08月14日 撮影
ミヤマシジミ雄
2016年08月14日 撮影