訪問歯科のノートの中の母 | てんてこまいの介護日記

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母の介護に加え、一人暮らしの叔母の介護も加わり、てんてこまいの介護日記です。

ご訪問ありがとうございますおねがい

特養の荷物を持ち帰って、改めて整理し始めると、中からリハビリ病院の母のファイルが出てきて、そこに私の知らないは病院でリハビリに頑張った母の姿を知ることができました。
そして、次に私が手に取ったのは. . . 。
続きです。
前回の話はこちら⬇️
そして驚いたのは、最後の病院で親切に私の方に母の様子を知らせてくれた訪問歯科だ。
(訪問歯科の話はこちら⬇️)
この歯科は小さなノートを母用に作ってくれていて、そこに訪問の度に診療の様子などが書かれてあった。

きっとコロナ禍前は、面会にくる家族が見られるように置いていた物なのだろう。
でも、コロナ禍で家族が病室に入れなくなって、病院側も家族にこのノートを見せずに置きっぱなしだったので、私はこのノートの存在を全く知らなかった(病院もちゃんと知らせてほしいよね😣 歯医者さんにも失礼だよね)←本当にちゃんとしてほしい!プンプン

限られた時間内で書いてくれていたのだと思うけれど、とても丁寧に母の様子が書かれていた。
歯のことだけでなく、母の様子もあたたかい眼差しで書いてくれていて、私の知らない病院での母がそこに生き生きと記されていた。

母の冗談、小気味の良い会話、そしてちょっとワガママを言っても、必ず最後は

「ありがとう」
と言って、
「気をつけて帰って下さいね」
と労ってくれる、と。

手紙にも書いてくれていたこと、口腔内のことだけでなく、母との会話や様子など、いつも診療の度にノートに書いて下さっていたんだと思うと胸が熱くなった。



母は病院でも、ちゃんと人間関係築いていたんだね🥲

あの病院でも寝かされっぱなしで1人だったのかと心配していたけれど、こうやって母のことを気にしてくれる人もちゃんといたんだよね。

母は母の与えられた環境で頑張って、少しかもしれないけど、まわりを自分でより良い環境に変えていっていたのかもしれないね。

(つづく)

明日からですね。エントリーお忘れなくウインク