知らなかった母のファイル | てんてこまいの介護日記

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母の介護に加え、一人暮らしの叔母の介護も加わり、てんてこまいの介護日記です。

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特養に母の荷物を取りに行きました。
特養のみなさんには感謝しかありません。
最後はお礼を受け取ってくれるということで、改めてお礼に伺うことにした私です。
前回の話はこちら⬇️
母の荷物を引き取り、家にもどって、改めて荷物を整理する。

驚いたのは. . .びっくり

病院から病院へ、そして特養へと、コロナ禍で荷物は私の手を介さずに転々としていたので、わからなかったのだが、

リハビリ病院でのファイルや、歯医者さんの記録、そして、特養での行事の作品や写真などが母のもとにずっとあった物が、今やっと私の元に届き、私の知らない母の日々が明らかになった

まずはよくしてくれたリハビリ病院。
(⬇️この病院です😊)
脳梗塞の回復はないと夢と森の中央病院でバッサリ切り捨てられた母を、まずは救ってくれた病院だ。

歩く練習の様子などはメディカルケアステーション(初めての方は上の記事を見てね🙇‍♀️)で動画などが送られてきて知っていたけれど、その他にこんなリハビリもしていたなんて知らなかった。

かわいいネコちゃんマークがついた梅園風子様と名前シールが貼られたピンクのファイルがあり、

   プリント課題
    ☆一日一枚☆

と表紙にシールが貼られていた。

そこに計算ドリル漢字プリントぬりえパズルなど母が頑張ったプリントがきちんとファイルされていた。
また、私たちが母に送った写真も母が見られるように入れてくれてあった。

表紙は一日一枚と書かれているけれど、1日に結構な枚数をやっている。
日にちや時間をしっかり把握させるためにプリントの最初に母の字で日にちと時間が書いてあるのでそれがわかった。

漢字ドリルでは、七月14日なんて上が漢用数字で下は違うなんてのもあり、ご愛嬌😅 
線を引いてある漢字だけ"読み"を書けばいいのに、全ての漢字に読みがふられているプリントがあったりして、思わず笑ってしまった。

また、「君の名前は。」
という漢字の読みの問題を解いた下に、
 梅園風子 と自分の名前を答えているのもおかしかった。

あげく自分の名前にまでふりがなをつけていて、いやいや、そこはふりがなつけなくていいんだって!と思わずつっこみを入れる私😅

時々、笑ってしまったりしながらも、母が一生懸命ドリルに取り組む姿が目に浮かんできて泣けてきた😭

そして、
こんなに頑張っていたんだ
と母を抱きしめてあげたかった。



前に看護部長さんが、
「お母様がリハビリを頑張ってらした姿をなつかしく思い出します」
と言って下さったけど、負けず嫌いで頑張りやの母は一生懸命取り組んでいたのだろう。

計算ドリルも漢字ドリルもハナマルがつけられ💯と書かれている。

懐かしい母の一文字一文字を指でなぞりながら、愛おしい思いと涙が溢れてきて、ピンクのファイルを抱きしめていた私だった。

そして、こんなにもしてくれていたリハビリ病院の皆様

本当にありがとうございました😭
(つづく)