今更ですが💦
明けましておめでとうございます![]()
大変遅くなりました💦 今年初の投稿です
昨年は、多くの方に読んで頂いて本当に感謝しております![]()
今年も、ペースは遅いですが、引き続きよろしくお願いいたします![]()
前回『閼伽ノ井』からの続きです![]()
ここ『岩窟ホテル跡』は以前は二十五坊中、最大で一時座主となった
『亀石坊』があり、その更に奥に
『奥の坊』がありました。
岩窟ホテル跡
『奥の坊』には、伝教大師・最澄作と伝わる『大黒天』が祀られていたので『大黒寺奥の坊』とも呼ばれていたそうです。
この『大黒天』は、明治の廃仏毀釈で修験道が廃止され、『奥の坊』の末裔である大岡氏と
共に山を降り、昨年の12月まで現在の冷泉町の『寶照院』に安置され、年一度の
『大黒天福迎祭』の際に、御開帳されていました![]()
寶照院
櫛田神社、冷泉公園のそばにありました![]()
令和1年福迎祭ポスター![]()
この『大黒さま』は、
別名『塩売大黒』
ある冬、大雪
で山に閉じ込められた山伏たちは、塩がなくなり困っていたところ
、坊の台所に塩が届けられていました![]()
大雪
の中、いったい誰が![]()
と不思議に思い、雪の上に残る草鞋の跡
を辿っていくと『大黒寺奥の坊』の入口で途切れており、扉の奥の本尊の前に、雪の付いた草鞋が揃えてありました![]()
人々は大黒さまの霊験あらたかな様に、より一層崇め奉ったという伝説から、親しみを込め呼ばれるようになったようです![]()
「笠地蔵」のようなお話ですね![]()
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残念ながら『寶照院』は、昨年12月の福迎祭を最後に移転することになりました![]()
町内の厄除祈願や辻祈祷など、親しまれていた『寶照院』を次回、紹介します![]()
『閼伽の井』広場から更に登っていくと、
右手に、壊れた鳥居の笠木に刻まれた
『芭蕉の句碑』
世の人の見つけぬ花や軒の栗
誰が刻んだのかわかりませんでした![]()
苔がフカフカ![]()
色んな木々の緑の葉っぱ![]()
矢穴の跡
どんぐりころころ![]()
「三~醤油大~?」と刻まれた石碑の先に
玉垣のような低い石柱囲まれた、ひらけた場所に出ました![]()
『中宮跡』 七合目
宝満山修験道が盛んだったころ、この場所に中宮といわれ、この山の本地仏十一面観音をまつる大講堂を中心に、神楽堂、鐘楼、法華塔、九重塔、黒田光之寄進の鳥居、毘沙門などの小祠が建ち並び、山伏の修法の中心地であったが、明治初年の廃仏毀釈によりとりこわされ、茅野となった。 太宰府市
正面には『竈門山碑』
石碑の手前に、石の鳥居
の下の部分のみ残っています。
この鳥居も、一の鳥居と同じく「平石坊弘有」の勧進で作られたそうです![]()
石碑土台に謂れが刻まれ、120人の浄財により
大正十二年五月に建立されたことが記されています![]()
太宰府天満宮や竈門神社の宮司家である西高辻氏の名前もあります。
石碑の周辺は、野花に囲まれていました![]()
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更に奥に、静かに祀られている石の祠
この後ろの小高い所に、毘沙門天、祇園社、金凝皇子祠、松尾皇子祠があり、そのうちの
祇園社と毘沙門天は石の祠だったそうなので、現在ある二つの祠はそれなのかもしれません![]()
祠の裏側の岩に刻まれた『梵字』
「金剛界大日」と「胎蔵界大日」の種子
銘に「文保二年戌午(1318)九月 施主 大先達権大僧都法印伊多坊幸榮入峰十六度」
岩の麓に祀られた石仏![]()
『中宮跡』から三叉路を左『羅漢道』へ入り、
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大きな岩づたいに進んだ先に
『金剛兵衛剣窟』
刀工「金剛兵衛こんごうひょうえ」が修行したといわれる窟
「金剛兵衛」
鎌倉時代から続く、刀鍛冶の一派。
所説あるが、初代盛高の父・盛国はもと宝満山の山伏だったが、その父が備中鍛冶で、母が刀工・左文字派の娘であった為、刀鍛冶になった。 当時に行き来があった、彦山=胎蔵界に対し、宝満山=金剛界にちなんで、「金剛兵衛」と名乗ったと言われる。
現在も続く、盛高鍛冶刃物は初代金剛兵衛・源盛高より数えて27代目。
切られた者が安らかに成仏するようにとの願いを込めて、中心(なかご=刀のうち、刃がついておらず、柄に収められた部分。通常刀工の銘が刻まれている)の先端が山形になっている「卒塔婆頭(そとばかしら)」の形をしているのが特徴。
窟の上部
ほとんど字が読めません…
ちなみに、竈門神社下の石段途中の左手、式部稲荷下あたりにはお墓があり、墓石も「卒塔婆頭」の形をしています。 明治時代に北海道に住む末裔が夢のお告げによって、先祖の墓を探り当てた感激を、記した石碑も並んであるそうです
このブログを書いてて感じますが、夢のお告げって結構あるんですね![]()
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こうして辿っていくと、杖術の祖・夢想権之助、刀工・金剛兵衛が修行し、大成した宝満山、竈門神社が、名前からだけでなく「鬼滅の聖地」といわれる理由もわかる気がします。
というか、作者の人が凄い~
凄く調べてるんじゃないかな~と思いました![]()
八合目付近の男道と女道の分岐点まで戻って
男道 岩の道を進みます![]()
光が差し込んで、気持ちいい~![]()
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岩石の階段
も、なんか楽しい![]()
岩が突き出てる![]()
座禅組んで、瞑想できそうな場所です
山伏さんも修行していたかも![]()
最高の眺め![]()
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下の三角の山は大根地山かな![]()
『益影の井』の案内板の坂を少し下ると
見えてきました![]()
『益影の井』
宝満山中には、五所秘水といって霊水が湧き出る泉があり、その中で一番神聖な泉が益影の井です。 筑前国続風土記に 「人がこの水に影を写すと、老顔も〈益々〉若く少壮の如くうつるので益影の井と名づけられた」 とまた 「応神天皇が粕屋郡宇美町でご誕生の折にこの水をわかして産湯にされた」 などその外、雨乞いの祈祷水など昔より信仰と伝説に富んだ、霊験あらたかな若返りの泉であります![]()
昭和61年11月文化の日筑紫野市むさしヶ丘保育園
木の葉が溜まっていましたが、水は澄んでいてました![]()
訪れる人も少ないようでした![]()
しっかり覗いて、顔を写してきました![]()
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下ってきた坂道をまた登って戻って、進むと
砦のように、そびえたつ三つの岩![]()
「竈門山」の由来となった総称『竈門岩』
九合目
神功皇后が、応神天皇を出産する際、この三つの岩の上に大釜をかけて、先ほどの『益影の井』から汲んできた水を沸かし、産湯としたと伝えられています。
ところが、いつの時代かそのうちの一つが折れてしまっていたものを、文化十三年(1816)
福岡の魚屋武四郎さんが願主となり、仲谷坊が間に入り、博多聖福寺の仙厓和尚の揮毫
『仙竈』と刻み、元通りにしたそうです。
~仙厓書~ と記されています![]()
「竈」っていう字は難しいけど、大きく書かれているので構成がよくわかりました![]()
こんなに力強く美しく字を彫った石工さんって凄いな~と、改めて感じいりました![]()
仙厓さんは88歳で亡くなられていますが
66歳、68歳、69歳と3回も宝満山に登っておられ、画も残されています![]()
仙竈石の隣に、小岩が乗っている巨石
亀が首出している🐢ようなので亀石
亀石の岩壁に彫られているのが、先ほどの仙竈石復元の由来だそうです![]()
頭上から人の声が聞こえました![]()
岩の上に登れるようです![]()
廻り込んで進んでいくと また、巨石に文字が彫られています![]()
~玉姫降神 則山谷鳴震動 心蓮登座則天華飛繽紛~
この碑文も仙厓さんの書だそうです![]()
馬蹄石 ~案内板より~
「玉姫降神すれば則ち山谷鳴って震動す、心蓮座に登れば則ち天華飛びて繽紛たり」
天武天皇白鳳二年(673)二月十日の辰の刻に、 法相宗の僧でこの山の開山である心蓮上人が、 宝満山に籠り樒閼伽の水を持って修行していたところ、 俄に山谷が震動し何んともいえない香りが漂い、忽然と貴婦人が現われ、 「我は玉依姫なり、現国を守り民を鎮護するためにこの山中に居ること年久し…」 と告げたかと思うとたちまち雲霧がおこり、 貴婦人は姿を変じて金剛神となり九頭の龍馬に駕して飛び立った。 その時の龍馬の蹄のあとが大岩の上のくぼみであるといい伝えている。 宝満山修験会 昭和六十三年 三月
この様子に驚いた心蓮上人は太宰府に申し出、天皇の耳に届き、宝満宮上宮が建立されたそうです。
袖すり岩
登山道に戻る際に通る、岩に挟まれた狭い道
「袖すり合うも他生の縁」のことわざに因んだ縁結びの名所とされるそうです![]()
すんごい崖のような岩の道を登って![]()
最後の石段![]()
上宮
到着~
既に凄い登山者の数![]()
皆さん、お疲れさまでした~![]()
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久しぶりの800M越えのお山![]()
最高~の眺めです![]()
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思いのほか、長くなってしまったので![]()
上宮編、次回に分けます![]()
近日中にアップできると思います![]()
今回も最後まで読んで頂いてありがとうございました![]()
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今年もよろしくお願いします![]()
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