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「志望動機」の考え方
「志望動機を聞かせてください」
という質問に対する回答で多いのが、
「御社は業界の中でも他社とは違い・・・」
と、お世辞のような志望動機をいってしまうパターンです。
もちろんあなたはお世辞をいうつもりなんかないと思います。
しかし、その会社の特徴や他社との違いや、業界内での位置づけなどを理由に
志望動機としても、採用担当者に評価されることはありません。
「なんだかお世辞を言われてるみたいだな」
「隣の芝生が青く見えているだけじゃないのかな?」
と思われる確率が高いでしょう。
そこで、採用担当者が確認したい2 点のうちの
もうひとつを思い出してください。
●なぜ今の会社を辞めて転職したいと思っているのか?
(=採用しても大丈夫かどうか)
これに対する答えが、あなたの「志望動機」です。
これについてはひとりひとり事情が違うと思いますが、
ひとつの例としては、「何をやりたいのか」を具体的に話すことです。
すでにあなたは、「自己紹介」で採用担当者に
あなたが何ができる人なのかを伝えることができました。
その上で、
・ あなたが会社を変わってまでやりたいことはなんなのか
・ なぜ今の会社ではそれができないのか
・ 応募先企業ではどのような形でやっていきたいのか
以上について、具体的に話してください。
もちろん、あなたの「やりたいこと」は
応募先企業の「やってほしいこと」と
一致している必要があります。
これが違っていれば応募する意味がありません。
要するに、
「やりたいことがあって、今の会社ではどういう理由でそれができなくて、
それができそうな会社を探していたら今回の募集内容を見つけて応募した」
というような回答がすらすらとできれば、ベストに近いでしょう。
そうすれば採用担当者は、
「この人は○○についての経験やスキルを持っていて、
△△ということがしたいんだな。それがこういう理由で
今の会社ではできないからうちに来たいわけか。
じゃあ今度はうちの会社ではどんな形でそれを
やっていきたいと考えているのか聞いてみよう」
と本来時間をかけるべきことに集中しはじめます。
このように、漠然とした質問に対して具体的な答えを返すことによって、
面接の中身を濃いものにしていくことが可能です。
面接の中身が濃ければ濃いほど、あなたが自分に合った企業に
転職できる確率が高まっていくのです。