テクニックかマインドか? | 奇跡の転職術

テクニックかマインドか?

今回は

「テクニックかマインドか?」

ということについてお話したいと思います。



なぜこの話題についてかと言いますと、
 

 
私は極力具体的に使えるテクニックや思考方法に
ついてご紹介していこうと思ってます。

 


そして、過去に某メルマガで


「私は精神論は嫌いです」


と書いたことがありました。


 
それに対してある読者の方から、


「あなたはテクニックを重視してマインドは軽視しているのですか?」
 
メールで質問をいただきました。



良い質問だと思いました。
 


だって気になりますよね?
 
どっちが重要なのか。


 
結論から言うと、私はマインドを軽視していません。
 


むしろテクニックと同等かそれ以上に重要だと思っています。



ではなぜ「精神論は嫌い」なのか、
例をあげてみましょう。




例えば、わかりやすくボクシングで言ってみますと、

 
防御や攻撃の技術、あるいは戦うためにコンディションを整える技術と
同時に、リングに上がって戦う意志が必要なわけです。



これは、どちらが欠けても試合になりません。



まったく技術を持たないのに闘争心だけはあるという人が、
それだけでリングに上がっても下手をすれば半殺しの目にあうだけです。



逆に、優れた技術を持っていても、そもそも戦う意志がなければ
リングに上がることすらないでしょう。



優れたコーチはこの両方をバランス良く育てていきます。



これは、格闘技だけでなく仕事でも同じことだと思います。



私は以前、元ラグビー日本代表の平尾誠二氏のコーチングに関する講演を
聞く機会があったのですが、その講演の中でこんなことを言われていました。

 


例えば、味方のパスをはじいてしまった選手がいたとする。
ダメなコーチは『気合が入ってない!』と怒ってグラウンド100周させたり
無意味な“お仕置き”をする。


そして何も問題は解決しない。

  


しかし優れたコーチはその原因は何かと考える。


技術的に問題があるのなら効果的な練習をさせれば良い。


マインド面に問題があるのならモチベーションをあげるように誘導する。

  
要は“試合に勝つ”という目標を達成するためにその選手やチームを
どうやって成長させるのか、それを考えるのが指導者の役割だ」


まあ、「精神論は嫌い」というのはこういった意味です。
 


相手のレベルやスキルなどを把握せずに、できなかったことや失敗したことを
マインド的な話にすり替えて責めるのは、
嫌いと言うか無意味だと思っています。


 
それに、いくら他人から「気合を入れろ!」とか「モチベーションを上げろ!」
とか言われてもそうそうその気にはならないでしょう。



なぜなら、最終的にはマインド面の成長は自分自身の内面に負うものだからです。



どれだけ他人が励まそうがなだめすかそうが、その気になるのはあくまで
あなた自身です。 



あなた自身のバックボーン、考え方、環境、周囲の人たち、目標、その他
あなたにまつわる多くのものがあなたのマインドをあと押しするのです。



だから、このブログを通して私が言えることはせいぜいヒントやきっかけに
なれば良いかなと思っています。



それ以上のことはひとりひとりにカスタマイズが必要になってくると思います。



それが、マインドについてあまり語ってこなかった理由です。



では今回はこの辺で失礼いたします。




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 それでは、次回の更新を楽しみにお待ち下さい。