人には言えない恋愛篇 その38「マユ⑰」 | 私が不倫をした理由

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ヒステリックなモラハラ妻との、まるで地獄のような20年間の結婚生活から離婚までの記録を綴っています。

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 マユとの付き合いは、電話の通話が中心でした。

 彼女が休みの日には、仕事の手が空いたら電話をかけるようにしていましたし、当時は大型犬を飼っていましたから、夜の散歩中も彼女と電話をしていました。

 

 私達の付き合いも終盤を迎えた頃の事です。時期的には大体、付き合い始めてから二年半ぐらいだったと思います。マユが突然こんな事を言いだしました。

 

「嫁とエッチしないで」

 

「いや、それは無理でしょ」

 

「ぶーっ」

 

「突然しなくなったらあいつも疑うしさ」

 

「マユね、元カレの時は平気だったんだ。彼が嫁とエッチしてても。でもエルさんはやなの」

 

「そうは言われてもな」

 と、こんな会話がありました。

 

 

 

 彼女には自宅の場所も知られていました。

 そして子供が欲しいと、しきりにせがまれてもいました。 

 何か身の危険を感じた私は、この時から急速に彼女の存在が疎ましくなりました。

 

「俺からは別れ話は切り出せないから、とにかく早めに新しい彼氏を作ってくれよ」

 と毎回の電話の度に、しつこく言い続けました。

 

「じゃあ、婚活サイトにでも登録するかい?」

 とまでマユが言い出す程、私は繰り返し言い続けました。

 

とにかく俺の前から消えてくれ。

 これがこの時の、私の本音だったのだと思います。

 それから少し後、私の心の叫びが現実になるかも知れない事件が起こります。

 

 

 

 

 

同じような批判コメントを付ける方が多いので、それに答えた各記事があります。

 批判をする前に、まずそちらに目を通して下さい。→ 中傷、反論する者に答える。