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マユとの付き合いは、電話の通話が中心でした。
彼女が休みの日には、仕事の手が空いたら電話をかけるようにしていましたし、当時は大型犬を飼っていましたから、夜の散歩中も彼女と電話をしていました。
私達の付き合いも終盤を迎えた頃の事です。時期的には大体、付き合い始めてから二年半ぐらいだったと思います。マユが突然こんな事を言いだしました。
「嫁とエッチしないで」
「いや、それは無理でしょ」
「ぶーっ」
「突然しなくなったらあいつも疑うしさ」
「マユね、元カレの時は平気だったんだ。彼が嫁とエッチしてても。でもエルさんはやなの」
「そうは言われてもな」
と、こんな会話がありました。
彼女には自宅の場所も知られていました。
そして子供が欲しいと、しきりにせがまれてもいました。
何か身の危険を感じた私は、この時から急速に彼女の存在が疎ましくなりました。
「俺からは別れ話は切り出せないから、とにかく早めに新しい彼氏を作ってくれよ」
と毎回の電話の度に、しつこく言い続けました。
「じゃあ、婚活サイトにでも登録するかい?」
とまでマユが言い出す程、私は繰り返し言い続けました。
とにかく俺の前から消えてくれ。
これがこの時の、私の本音だったのだと思います。
それから少し後、私の心の叫びが現実になるかも知れない事件が起こります。
※同じような批判コメントを付ける方が多いので、それに答えた各記事があります。
批判をする前に、まずそちらに目を通して下さい。→ 中傷、反論する者に答える。