地獄のような結婚生活編 その24「行政指導」 | 私が不倫をした理由

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ヒステリックなモラハラ妻との、まるで地獄のような20年間の結婚生活から離婚までの記録を綴っています。

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 銀行から借り入れをした少し前の話。

 国保を長期間滞納してしまったという事で、市役所に呼び出された私達夫婦。行政指導が主な目的です。

 

 予め市役所の職員に、

「毎月の収入と支出が分かる表を、作成して持って来て下さい」

 と言われていました。

 

毎月35万は絶対にかかってしまう。

 というのが、前妻の昔からの口癖でした。

 

 なので、起業する前は、最低でも給料が35万になる会社にしか勤められませんでした。

 まあ、これも実際に自分が家計を管理すると分かるのですが、子供がいなければ、二人で20万もあれば普通に暮らせます。

 しかし結婚前に一人暮らしの経験が無かった私は、前妻の言う、

「35万無いとやっていけない。絶対に無理」

 という言葉を、疑いもせずにそのまま信じていました。

 ちなみに、子供が出来てからは、当然の如く35万では無理になりましたので、毎月金が足りずに、70万も国保を滞納する結果になってしまったんですけどね。

 

 

 

 さて、家計を丸投げしていた私にとって、何に幾らかかるのかは、大変興味があった事でした。

 前妻は市役所の職員に言われた通り、収入と支出の表を作り始めました。

 余談ですが、起業した後も私の給料は会社から35万貰っていました。そして当時妻も会社の雑用をしてもらっていた関係で、別に給料を支払っていました。ですから夫婦合わせると35万以上になっているはずなのですが、何故か前妻は35万で表を作成しています。

 

 電気代、水道代、ガス代、食費、雑費などの料金を、次々と書き出す前妻。

 完成した表を見ると、確かに全ての数字を合わせると、合計はぴったり35万円になりました。

 その表をドヤ顔で私に見せて、

「ね?35万は最低でもかかるでしょ。私は嘘ついてないから」

 と言う前妻。

 

 ここでも、私の認識の甘さが際立ちます。

 会社の電気代は、家庭のそれとは比べ物になりません。LEDに総入れ替えする前は、毎月3万近くかかっていました。

 なので、電気料金2万とか書いてあっても、普通にそれぐらいかかるのかなと思ってしまったのです。

 つまり、

水増し

 ですね。

 通常8千円程度の電気料金を、2万とかにして、全てを水増しして35万になるように調整していたのです。

 

 私が今でも覚えている、おかしな支出のカテゴリーに、

生理用品1万円

 と言うものがあります。

 生理用品なんて、幾らかかるのか知りもしないのが男性です。

 

 この話を現在の妻に言った所、

「生理用品に一万もかからへんで!」

 と一蹴されてしまいました。

 

 実は当時、流石にこれは私も前妻に突っ込んだのです。

 前妻は尿漏れが酷く、シートをパンツにあてていました。

 これを、

「トイレに行くたびに変えるから、月に一万かかってしまうんだよ!」

 と言うのが、前妻の言い訳だったのです。

 

「え?そんなのティッシュあてとけば良いだろ」

 と私が言うと、前妻はキレ出し、

「私は、パンツにあてるシートすらも買っちゃいけないってわけ!」

 と怒鳴りました。

 

 この時は変だなとは思いましたが、仕方ないのかと諦めましたが、このシートと生理用品を、現在の妻と二人でドラッグストアで確認しましたが、お徳用を購入すれば、仮にトイレの度に替えたとしても、シートと生理用品を合わせても、数千円で済むものでした。

 前妻は私が分からないのを良い事に、水増しに水増しを重ねて、月に35万円は必ずかかるという暗示を私にかけたのです。

 

 

 

 ちなみにその収入と支出の表を、市役所の職員に見せる日がやって来ました。

 職員はそれを見て一言、

「こんなに収入があるのに、何故滞納するのか分かりません。もうちょっと上手にやりくり出来るのではありませんか?」

 と至極真っ当な事を言いました。

 当然でしょう。私が市の職員でも同じ事を言います。

 それを聞いた前妻は、

「なるべく安い物を工夫して買ったりしてるんですけど、うちは最低でも35万かかってしまうんですよね……うん」

 と言いました。

 私は彼女を庇い、

「何か妻が、これ以上は節約出来ないって言っているんですよ」

 等と、阿呆な庇い方をしてしまいました。

 

 職員は黙り込み、この日は何の改善もされないまま終わったような気がします。市役所の職員も、そこまで他人のプライベートに口を挟む事は出来ませんからね。

 その後何度か面接はあったと記憶していますが、その度前妻は例の表を持って来て、

「うちは35万かかってしまう」

 という、例の決め台詞を繰り返すだけだったと思います。

 

 

 

 少なくともこの時に、私が家計を管理していれば、離婚するまでリミットは5年程ですが、数百万は貯められた事でしょう。(後程書きますが、私の両親から100万もの大金を貰った事もありました)

 まあ、金が幾らあっても、私は離婚の際に全部前妻にくれてやったとは思いますが、それでも子供たちにはもう少し楽な生活はさせてあげられたかなと思うと、悔やまれます。

 

 

 

 

 

同じような批判コメントを付ける方が多いので、それに答えた各記事があります。

 批判をする前に、まずそちらに目を通して下さい。→ 中傷、反論する者に答える。