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二番目の子供を妊娠した。
この衝撃の現実を突きつけられた時、私の第二の人生設計はガラガラと音を立てて崩れ落ちました。
長男はこの時小学校三年生でした。
長男がせめて中学か高校になって世話もそれ程必要無くなったら、父子家庭でもやっていける自信がありましたから、後数年経てば、もし離婚してもやっていけると私は考えていました。
「あんたに●●は似てるから、離婚して引き取ったら私、苛々して●●を殺しかねないから、あんたが引き取ってよね!」
前妻はよくこの台詞を吐いていましたから、前妻が長男を引き取るパターンは私のヴィジョンにはありませんでした。
今思い返せば、小学校入学の時点で(つまりクミちゃんと仲良かった時に)、離婚しておけば良かったのかも知れません。
何故離婚に踏み切れなかったのかと言うと、前妻に次のように繰り返しすり込まれていたからなのです。
「私がやっても大変なのに、あんた●●の世話できんの?あんたじゃ絶対に出来ないから!」
根拠の無い絶対なのですが、仕事も忙しかった私は、この前妻の根拠の無い絶対を信じてしまいました。
専業主婦の前妻がやっと出来ている事を、仕事しながら私が出来るとは思えない。絶対に無理だ。と信じ込んでしまったのです。
それ故に、長男がせめて手のかからない中学生か高校生になるまでは父子家庭になれないと思い込んでいたのです。
蛇足ですが、この前妻の、
「あんたには絶対出来ない!」
は、家計の管理に関しても繰り返し言われて刷り込まれていましたから、自分には絶対に家計は出来ないと思い込んでいましたが、現在は食費以外は私が管理しています。
はっきり言って自分でやった方が、金の流れが計算出来て楽なくらいです。
あれだけ散財していますし、養育費に加え親へも5万ほど援助しているにもかかわらず、貯金も毎月10万以上出来ていますし……。本当に無能な人だったのだと改めて前妻の事は思います。
さて、第二の人生設計が狂ってしまった私は、軌道修正を余儀なくされました。
まだ生まれてもいない二番目の子が中学生になるまで、後13年もあります。
私は気が遠くなりました。
自暴自棄になった私は、ネットに癒しの場を求めるようになります。
少なくとも後13年も、この偽りの夫婦生活を続けなくてはならないのですから……。
当時携帯電話の通話料には、無料のプランなどありませんでしたから、スカイプしか無料の手段は無いと思っていました。(スマホもLINEも無かった)
ネットサーフィンをしている内に、ウィルコム(PHS)同士は通話料が無料である事を知りました。
「仕事用とプライベート用を分けたいから」
というもっともらしい理由をつけ、携帯二台持ちの許可を前妻から得た私は、さっそくウィルコムを入手します。
ネットの掲示板には、コム友募集。というスレッドがあり、私は片っ端から書き込みしている女性にメールを送りました。
そして自分でもコム友募集のスレに書き込みをしました。
女性の書き込みには、一回に数十件の申し込みがあるらしく、中々お返事はいただけませんでしたが、何通かに一通はレスが貰えました。
ちなみに男性の書き込みには、ほとんど問い合わせはありませんが、自分で書き込みたくないという女性が、時々連絡をくれる事があり、毎日書き込み続けていれば、それなりにコム友は増えていきました。
この時の私は、セックスが目的では無く、単に精神的に癒される事を望んでいましたから、ただ女性と電話出来ればそれで良かったのです。
しかし仲良くなってくると、お互いそれだけでは満足出来なくなって来ます。
前妻は妊娠中で、一人で出かける口実も充分です。
私は、コム友で仲良くなった女性と、初めて会う事にしました。
ヨウコちゃん。
と言う当時28歳の看護師でした。
彼女に関しては、次回記す事にします。
※同じような批判コメントを付ける方が多いので、それに答えた各記事があります。
批判をする前に、まずそちらに目を通して下さい。→ 中傷、反論する者に答える。