他人に言えない恋愛篇 その11「クミちゃん⑧」 | 私が不倫をした理由

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ヒステリックなモラハラ妻との、まるで地獄のような20年間の結婚生活から離婚までの記録を綴っています。

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 クミちゃんのブログの更新が止まり、彼女に電話をしてもメールをしても、全く反応の無い状態が数か月続きました。

 

 2009年夏。

 お台場に等身大ガンダムを見に行った時に、返事は期待せずに何気なく送ったメールに、何とクミちゃんからの返事が来ました。

 

 

 

「ガンダム見に行ったんだ。迫力あった?」

 こんな短文なレスでした。

 

 これまで数か月、ずっと私を無視し続けたクミちゃんが、何故突然メールを返して来ようと思ったのか、大変不思議に思いました。

 

「……どうして、急にレスくれる気になったの?気持ち落ち着いたの?」

 と私は返しました。

 

 数時間後、再びレスが来ました。

 

「私、もう悩むのやめる。自分の気持ちに正直になるよ」

 そのメールを見た時の私が、どれだけ歓喜したか想像に難くないと思います。

 

 

 

 それからは毎日幸せでした。

 

 何気ないメールのやり取り。

 スカイプでの通話。

 一緒に遊ぶオンラインゲーム。

 

 こんな何気ないやり取りが、涙が出る程幸せでした。

 やっとクミちゃんと両想いになれた瞬間でした。

 

 

 

 しかし、こんな幸せな一時は長く続きませんでした。

 

 こんなささやかなやり取りで満足していれば良かったのに、私は湧き上がる衝動を抑えきれなくなりました。

 

 そうです。

 

 彼女に会いたい。

 会って話したい。

 会って触れ合いたい。

 

 この好きな人に抱く、当たり前の衝動を抑えきれなくなってしまったのです。

 

 私はついに決意します。

 彼女に会いに、兵庫県に行く事を……。

 

 思えばこれが、最悪の選択だったのだと今になると思います。

 

 

 

 

 

※同じような批判コメントを付ける方が多いので、それに答えた各記事があります。

 批判をする前に、まずそちらに目を通して下さい。→ 中傷、反論する者に答える。