他人に言えない恋愛篇 その9「クミちゃん⑥」 | 私が不倫をした理由

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ヒステリックなモラハラ妻との、まるで地獄のような20年間の結婚生活から離婚までの記録を綴っています。

 連載記事となっています。

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「好きだ」

 と告白してから、スカイプで楽しく話したり、チャットをしたり、ゲームをしたりといった、これまでクミちゃんとしていた普通の事が出来なくなってしまいました。

 

 

 

「どうしてこれまでと同じように、仲良く出来ないの?」

 と私は聞きました。

 

「そうさせたのは、エルさんやろ……」

 彼女はそう言いながら、泣き出しました。

 

 

 

 私には理解出来ませんでした。

 好きだと言ったら、もっと仲良くなれると思っていたのです。

 

 しかし受け手の彼女は、そうはいきませんでした。

 茨城在住男性への恋心と、私からの求愛との間で、心が迷ってしまったのでしょう。

 

 彼女は私とのやり取りが辛いので、暫くの間、スカイプとチャットを休止して欲しい。と願い出ました。

 

「いつまで待てば良いの?」

 私はそう聞きました。

 

「分からへん」

 彼女はそう言いました。

 

「ブログのコメントはしても良いの?」

 

「それも出来たら遠慮して欲しい」

 

「……分かった。じゃあ、クミちゃんの気持ちが収まるまで、俺待つよ」

 

「ごめんね」

 

 

 

 この日から私は、彼女の日々更新されるブログを読むだけの存在になりました。

 しかしある時、驚くべき内容のブログがあがるのです。

 

「関東に行って来ました」

 こんなタイトルで始まる彼女のブログに、私は困惑しました。

 

 内容はこうです。

 母親と姉と自分の三人で、三泊四日の東京見物に行ったそうです。

 

 一日目と二日目は、東京ディズニーランドで遊び、三日目はクミちゃんが単独で、行きたかった場所にいったという内容でした。

 三日目は恐らく、茨城在住の彼と会って来たのでしょう。

 

「詳しくは書けませんが、私にとってはとても心に残る素敵な思い出になりました」

  こう彼女は三日目の事を振り返って、ブログに綴りました。

 

 

 

 関東に遊びに行く。

 この事を事前に知られれば、私も会いたいと言い出すに決まっています。

 ですから彼女は、事前には告知せず、事後報告をしたのでしょう。

 

 毎回必ずコメントを残す、茨城在住男性が、この時のブログにはコメントをしませんでした。

 会って楽しかったとも書けませんし、空々しい嘘も書きたく無かったのでしょう。

 

 私はこれで確信しました。

 二人は会っていたんだと。

 

 私にはずっと待っていろとお預けをさせておいて、自分は好きな人と会っていたのかと、怒りと嫉妬が入り混じったような気持になりました。

 

 

 

 我慢出来なくなった私は、彼女にメールを送ります。

 

 

 

 

 

※同じような批判コメントを付ける方が多いので、それに答えた各記事があります。

 批判をする前に、まずそちらに目を通して下さい。→ 中傷、反論する者に答える。