他人に言えない恋愛篇 その6「クミちゃん③」 | 私が不倫をした理由

私が不倫をした理由

ヒステリックなモラハラ妻との、まるで地獄のような20年間の結婚生活から離婚までの記録を綴っています。

 連載記事となっています。

 過去記事は、↓の目次から全てお読みになる事が出来ます。

 

 レッツ・クリック♪目次

 

 

 

 

 

 私のクミちゃんへの恋心は、日を追うごとに強くなっていきました。

 

 しかし向こうは関西、こちらは関東と距離が離れている事。

 お互い既婚者同士である事。

 更に、当時長男はまだ小学校低学年でしたから、長男の事を考えると離婚などは考えられませんでした。

 

 

 

 告白してどうする?

 

 

 

 告白した所で、会えない。離婚も出来ない。

 だったらこのまま、仲の良い友達で良いでは無いか。

 そう思いました。

 

 しかし頭でそう理解しようとしても、心が納得してくれませんでした。

 

 

 

 クミちゃんに愛されたい。

 

 

 

 相思相愛の仲になって、もっと毎日キュンキュンしたいと感じました。

 胸が苦しくて張り裂けそうでした。

 

 

 

 思えば私は、恋愛初心者だったのだと思います。

 二十代前半の頃に、勢いで結婚してしまった私。

 結婚するまでに、数人の女性とお付き合いしたとは言え、恋愛スキルは驚くほど低かったのです。

 

 ですから当時の私は、クミちゃんの事は好きだったとは思いますが、恋に恋していただけでした。

 勝手に妄想が膨らみ、頭がぼぅーっとして正常な状態ではいられなくなってしまったのです。

 

 

 

 ある日私は、彼女に告白します。

 

「好きです」

 と。

 

 

 

 これだけ毎日チャットをしたり、スカイプで話して仲良くしているのだから、まさか振られる事はないだろう。

 ただ、友達のままでいようと言われるかも知れない。

 でも恐らく、クミちゃんも私の事が好きで、両想いになれる確率が高いだろうと考えていました。

 

 

 

 しかし私の告白を聞いたクミちゃんからは、思っても見なかった言葉が口をついて出たのです。

 

 

 

「わたし、愛する人がいます」

 

 

 

「アイスルヒトガイマス?」

 

 思考が完全に停止しました。

 クミちゃんは、その後も何かを話していましたが、私の耳には雑音としか聞こえませんでした。

 

 

 

 

 

 

※同じような批判コメントを付ける方が多いので、それに答えた各記事があります。

 批判をする前に、まずそちらに目を通して下さい。→ 中傷、反論する者に答える。