転職・パワハラ・一斉解雇挫折コーチの回想ブログ
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面接失敗経験をふまえた心得~その一


これまで数回面接をやってきて、人材紹介会社のアドバ
イスやマニュアルで、実際にこれは活きた!というの
を整理してみます。



大前提は、相手企業担当者が面接で何を求めているのか

から発想することです。


相手が求めるのは、この人が「即戦力」としてやってほしい
タスクを実現してくれるのか?という一点です。


つい自分のPRをどう伝えるかばかり考えてしまいがち。


でも、自分の売り(つよみ)が企業側のニーズとマッチして
なかったらどんな素晴らしい経歴も意味がありません。


当たり前のことを言うなと思うでしょ?


でも自分のことで精一杯になりがちですなんですね。


必死ですから


こちらからすると、相手に何をしてあげられるのか?

準備は頭を冷やして考えましょう。



では心得その1・・・


基本ストーリーをつくる。


シンプルにキーワードを絞って。
 相手が端的に理解できる程度にまとめないといけません。

 ・これまて何をやってきたのか?
 ・その中でハイライトになるものは?
 ・それをうけ、強みは?
 ・転職理由は?
 ・御社を選んだ理由は?
 ・会社に入って何がやりたいのか?


このストーリーが頭にあると、質問がどこからきても
安心です。


気持ちにゆとりが出ます。


最初の数回は、Q&Aを箇条書き、丸暗記しようとして
失敗しました。


新卒ではないんです。


臨機応変にいけないと。


ただ、そのためにも基本ストーリーをハラに落として
おく必要があります。


私の場合は、このながれを紙に書いて頭に写しました。



あと一般的なマニュアルは新卒向けに書かれていることが
多いので、要注意。


例えば、自分の成長のために!は良くないようです。
これも言ってしまいましたが…


キーワードは、「即戦力」です。


あくまでこのことを忘れないように。



先週二次面接をした会社から1週間連絡が途絶えています。


前に進まないのでしょうか?


返事を待つ間って、ほんと生殺し状態ですね。



昨日のベンチャー企業との面接、長きにわたってくすぶり
続けてきただけにかなり刺激的でした。


もともと、自分の中にあるフロンティア精神が呼び覚ま
された思いです。


今日会社に来て、まったり感と井の中の蛙200%感を
再認識させられました。

40代転職は相手任せ

(2009.3.16)

月曜日。朝から晴れてあたたかな春の日でした。

午後から選考中の2社で面接でした。
1社目は、書類が通っての一次面接。

コンサルタント職でした。

初めての経験ですが、紹介会社の営業が同席
しました。

相手は採用担当の役員。
あとでわかりましたが、43歳でした。

「以前いた大企業から今回退職する会社に転職
した理由は何ですか?」

来ました。一番来てほしくない質問。

「より事業の中枢を担いたいと転じました・・・」

そこから始まりました。
その答えに対する突っ込みが・・・

本当のきっかけというか理由は、
パワハラなので、だんだんしどろもどろに。

あげく、
「今までの話を聞いていると、最初に聞いた部分
とどうもつながりがないですね」

マッキンゼー出身らしく、いかにもそういう理詰めの
質問です。

顔を見ずに、私が言ったことをノートにメモって
います。

「うちは自分一人でもやり切ろうという人に来てほしい。
あなたにはそれが感じられない。」

「あなたは、そもそも会社選びから間違っている。
もっと整理をしたほうがいいですね」

「面接官がどういう意図で質問しているのかを考えない
といけない」
「相手企業はなぜ人が欲しいのかを考えること」

「自分がしたいイメージづくりができてません。
それをして、そもそも会社に属するのか?そうじゃない
のかを決めるべき・・・」

あーだこーだいろいろと説教を受けて、あ-ごもっとも
という感じでした。
(ま、当たってることもありますけどね)


そんなじっくり腰を据えて会社を選んでる余裕なんか
あるわけやろ!
まして、求人もない、書類出しても通らないんだよ、今は。
そう言ってヤリタカッたです。

じゃあもういいですか、と言わんばかり終え、

「会社案内をどうぞ。何かあったときはお願いします」

よく言うね~神経疑います。


会社を出るとき、
「いい会社が見つかるといいですね」
と屈辱的な声まで掛けられました。


週末、おさえの意味も含め、それなりに志望動機とか
つくってました。
でも、そこへさえ行かずに終わりました。

凹みました。
と同時に何でここまで見下ろされないといけないのか、
情けなかったです。



そして、30分後に間髪入れず2社目。

先週、同じ日に一次、二次と続けてやった本命です。

とにかく気持ちを入れ替えようと必死でした。


まず、1時間で作文。
結構急ぎました。

その後続いて社長面接。

社長室に行く前に人事部長から、
「今回は候補者が多いので、しっかり自己PRをして
ください」
(おいおい、そんなこと出かけに言うなよ!)


高齢の創業社長です。イメージ通りでした。

質問は、なぜだか新入社員研修の話題に。

直前に、
「相手がどういう意図でその質問をしているのかを考えること」

なんて言われたので、少し頭に引っ掛かりながら
答えました。

「作文は及第点」
「現場主義はいいと思う」
「うちは小さな会社。頭を切り替えないといけない」

などなど話が続きました。


「返事は週末にするから。それでいいですか?」

「はい。それで結構です・・・」

社長の質問オンリーで、結局条件などの話はありません
でした。


社長室を出たところで、人事部長から、

「今日の感想をエージェントを通じてお伝えください。
早いほうがいいです。」

面接対策で役立つ情報

(2009.3.14)

書類選考を通過した企業の人材紹介会社が一次面接
前に面接対策をやってくれるというので行ってきました。

結構、役に立つ話でしたので、ちょっと紹介します。


面接で聞かれることは、次の4つ。
この4つをしっかり整理しておくこと。

転職理由
経験
志望動機
将来像


~~
転職理由

「短くポジティブに」が基本。でないと突っ込まれる。
他人のせいにするのはNG。
人事からするとこういう人は恐い。またうちの会社
でも言うのでは・・・と。


経験

企業の求める人物像と合うことを、「各論」で話す。

例えば、「マネジメントをしてました」というとき・・・

悪い例→「5人のマネジメントをしてました。一人一人
      の話をしっかり聞いて売上を上げました」
      これでは、浅い。

良い例→「5人のマネジメントをしてました。毎週1回
      30分の面談を設けました。
      さらに一人一人をよく知るために知人友人とも
      話しました。
      まだ足らないので、ご両親と話をしたり、・・・」
      

志望動機

「業界」「仕事内容」「会社」の3点から。3つに一貫性が
あること。

主語を「会社」にする。

<志望動機をつくるためのノウハウ>

 ①企業研究する

  その会社の興味・関心・共感できる点を20個書き出す。
  その20個が何で自分の経験と合うのか重なるネタを
  探す。考える。

  「社長のこういうブログを読みました。共感しました。
   なぜなら、私はこういうことをやってきたからです・・・」

  よくある悪いパターンは、面接前に1~2時間ホームページ
  を見て、3つ程度ポイントを挙げる例。
  面接官は何人も会っているから、さらっとしか見てないと
  すぐバレる。

 
 ②勉強する

  今、その会社の即戦力度はどのくらいだと思いますか?
  もし3割だとすれば、あと7割をうめるためにこんなことを
  やり始めています!と言えるくらいに。

   本、業界紙を読む
   セミナー、展示会に行く
   競合サイトをみる

  などやっておく。

  「○○の本を買って、今読んでいます」とか。


★質問のつくりかた
 
 選考に困って迷ったときの質問の仕方で決める面接官は
 多い。

 7個くらい考えておく。
 そうすると、話しているうちに3個消えて、1個忘れて、
 1個増えて、5個くらいになるから。

 ビジョンは?将来性は?はNG。
 
 ホームページでこう話しているけど、どうなんですか?
 次はどうしていきたいのですか?
 海外進出は?この分野の展開は?
 
 入る前に勉強したいのですが、良い文献を教えてください。

 などなど。


ここまでのこと、あとはやるだけ!
やるかやらないかで人生が変わる。

面接までに何日あるか?
じゃあ、その日その日で何時間面接対策の充てられるか?
時間を決める。
そして何をやるかを決める。
限られた時間をそう割り振るか?

そして、毎日勉強しています!と言い切る。

ちなみに私はその場でコミットさせられました


同じように進んでいるライバル。
彼らは、これと同じことをしてくる。
勝つために、一歩先に出るために何をするのか?


でも、そうなんですよね。
たった1時間の面接で、ある意味その後の人生が決まって
しまうんですから。



と、それはもっともな話をしてくれました。
有難いかぎりです。

担当者は20代後半。
若いのに、よくこんなオッサンにビシビシと明言できるもの
と感心します。

ただ、ポンポン言われても、私自身いろいろな心境の中で、
「そんなに言われてもなあ・・・」というのが方や感想。

オッサン(若い人でもそうかな?)のキモチ、実は複雑なん
ですよね。


相手が、今どういう心境にいるのか?
ここを本当に理解した上で、
いや理解はできないかもしれないので、
理解しようとする気持ちをもってアドバイスをする。

これができたら、ベストですね。
彼も大成することと思います。


当事者のことは当事者にしかわからない。

だから、
そのキモチに寄り添うこと

すごく大切なことだと実感しています。


ま、月曜日の面接に向けて今からやれることは
やってみます
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