40代転職は相手任せ | 転職・パワハラ・一斉解雇挫折コーチの回想ブログ

40代転職は相手任せ

(2009.3.16)

月曜日。朝から晴れてあたたかな春の日でした。

午後から選考中の2社で面接でした。
1社目は、書類が通っての一次面接。

コンサルタント職でした。

初めての経験ですが、紹介会社の営業が同席
しました。

相手は採用担当の役員。
あとでわかりましたが、43歳でした。

「以前いた大企業から今回退職する会社に転職
した理由は何ですか?」

来ました。一番来てほしくない質問。

「より事業の中枢を担いたいと転じました・・・」

そこから始まりました。
その答えに対する突っ込みが・・・

本当のきっかけというか理由は、
パワハラなので、だんだんしどろもどろに。

あげく、
「今までの話を聞いていると、最初に聞いた部分
とどうもつながりがないですね」

マッキンゼー出身らしく、いかにもそういう理詰めの
質問です。

顔を見ずに、私が言ったことをノートにメモって
います。

「うちは自分一人でもやり切ろうという人に来てほしい。
あなたにはそれが感じられない。」

「あなたは、そもそも会社選びから間違っている。
もっと整理をしたほうがいいですね」

「面接官がどういう意図で質問しているのかを考えない
といけない」
「相手企業はなぜ人が欲しいのかを考えること」

「自分がしたいイメージづくりができてません。
それをして、そもそも会社に属するのか?そうじゃない
のかを決めるべき・・・」

あーだこーだいろいろと説教を受けて、あ-ごもっとも
という感じでした。
(ま、当たってることもありますけどね)


そんなじっくり腰を据えて会社を選んでる余裕なんか
あるわけやろ!
まして、求人もない、書類出しても通らないんだよ、今は。
そう言ってヤリタカッたです。

じゃあもういいですか、と言わんばかり終え、

「会社案内をどうぞ。何かあったときはお願いします」

よく言うね~神経疑います。


会社を出るとき、
「いい会社が見つかるといいですね」
と屈辱的な声まで掛けられました。


週末、おさえの意味も含め、それなりに志望動機とか
つくってました。
でも、そこへさえ行かずに終わりました。

凹みました。
と同時に何でここまで見下ろされないといけないのか、
情けなかったです。



そして、30分後に間髪入れず2社目。

先週、同じ日に一次、二次と続けてやった本命です。

とにかく気持ちを入れ替えようと必死でした。


まず、1時間で作文。
結構急ぎました。

その後続いて社長面接。

社長室に行く前に人事部長から、
「今回は候補者が多いので、しっかり自己PRをして
ください」
(おいおい、そんなこと出かけに言うなよ!)


高齢の創業社長です。イメージ通りでした。

質問は、なぜだか新入社員研修の話題に。

直前に、
「相手がどういう意図でその質問をしているのかを考えること」

なんて言われたので、少し頭に引っ掛かりながら
答えました。

「作文は及第点」
「現場主義はいいと思う」
「うちは小さな会社。頭を切り替えないといけない」

などなど話が続きました。


「返事は週末にするから。それでいいですか?」

「はい。それで結構です・・・」

社長の質問オンリーで、結局条件などの話はありません
でした。


社長室を出たところで、人事部長から、

「今日の感想をエージェントを通じてお伝えください。
早いほうがいいです。」