面接対策で役立つ情報 | 転職・パワハラ・一斉解雇挫折コーチの回想ブログ

面接対策で役立つ情報

(2009.3.14)

書類選考を通過した企業の人材紹介会社が一次面接
前に面接対策をやってくれるというので行ってきました。

結構、役に立つ話でしたので、ちょっと紹介します。


面接で聞かれることは、次の4つ。
この4つをしっかり整理しておくこと。

転職理由
経験
志望動機
将来像


~~
転職理由

「短くポジティブに」が基本。でないと突っ込まれる。
他人のせいにするのはNG。
人事からするとこういう人は恐い。またうちの会社
でも言うのでは・・・と。


経験

企業の求める人物像と合うことを、「各論」で話す。

例えば、「マネジメントをしてました」というとき・・・

悪い例→「5人のマネジメントをしてました。一人一人
      の話をしっかり聞いて売上を上げました」
      これでは、浅い。

良い例→「5人のマネジメントをしてました。毎週1回
      30分の面談を設けました。
      さらに一人一人をよく知るために知人友人とも
      話しました。
      まだ足らないので、ご両親と話をしたり、・・・」
      

志望動機

「業界」「仕事内容」「会社」の3点から。3つに一貫性が
あること。

主語を「会社」にする。

<志望動機をつくるためのノウハウ>

 ①企業研究する

  その会社の興味・関心・共感できる点を20個書き出す。
  その20個が何で自分の経験と合うのか重なるネタを
  探す。考える。

  「社長のこういうブログを読みました。共感しました。
   なぜなら、私はこういうことをやってきたからです・・・」

  よくある悪いパターンは、面接前に1~2時間ホームページ
  を見て、3つ程度ポイントを挙げる例。
  面接官は何人も会っているから、さらっとしか見てないと
  すぐバレる。

 
 ②勉強する

  今、その会社の即戦力度はどのくらいだと思いますか?
  もし3割だとすれば、あと7割をうめるためにこんなことを
  やり始めています!と言えるくらいに。

   本、業界紙を読む
   セミナー、展示会に行く
   競合サイトをみる

  などやっておく。

  「○○の本を買って、今読んでいます」とか。


★質問のつくりかた
 
 選考に困って迷ったときの質問の仕方で決める面接官は
 多い。

 7個くらい考えておく。
 そうすると、話しているうちに3個消えて、1個忘れて、
 1個増えて、5個くらいになるから。

 ビジョンは?将来性は?はNG。
 
 ホームページでこう話しているけど、どうなんですか?
 次はどうしていきたいのですか?
 海外進出は?この分野の展開は?
 
 入る前に勉強したいのですが、良い文献を教えてください。

 などなど。


ここまでのこと、あとはやるだけ!
やるかやらないかで人生が変わる。

面接までに何日あるか?
じゃあ、その日その日で何時間面接対策の充てられるか?
時間を決める。
そして何をやるかを決める。
限られた時間をそう割り振るか?

そして、毎日勉強しています!と言い切る。

ちなみに私はその場でコミットさせられました


同じように進んでいるライバル。
彼らは、これと同じことをしてくる。
勝つために、一歩先に出るために何をするのか?


でも、そうなんですよね。
たった1時間の面接で、ある意味その後の人生が決まって
しまうんですから。



と、それはもっともな話をしてくれました。
有難いかぎりです。

担当者は20代後半。
若いのに、よくこんなオッサンにビシビシと明言できるもの
と感心します。

ただ、ポンポン言われても、私自身いろいろな心境の中で、
「そんなに言われてもなあ・・・」というのが方や感想。

オッサン(若い人でもそうかな?)のキモチ、実は複雑なん
ですよね。


相手が、今どういう心境にいるのか?
ここを本当に理解した上で、
いや理解はできないかもしれないので、
理解しようとする気持ちをもってアドバイスをする。

これができたら、ベストですね。
彼も大成することと思います。


当事者のことは当事者にしかわからない。

だから、
そのキモチに寄り添うこと

すごく大切なことだと実感しています。


ま、月曜日の面接に向けて今からやれることは
やってみます