「人材紹介会社の淘汰が始まった」
「人材紹介会社の淘汰が始まった」
リーマンショック後の2010年以来
日本国内の人材紹介業の市場規模は拡大してきました。
しかし、1兆円規模の業界になって
そろそろ成長鈍化の傾向も感じられます。
素人が手を出して作ったような
人材紹介会社は多数つぶれているという話も聞きます。
既に、失業率が高く
景気の悪いヨーロッパや中国では
人材紹介業のマイナス成長が続いています。
そして、日本の人材紹介業界も
淘汰の時代が本格化しています。
いきなり倒産までは行かなくても
社員数が大幅に減少している会社の話は
頻繁に耳にします。
中途半端で特色のない会社が
真っ先に淘汰されていると
感じています。
(逆に特色のある会社とは?)
①リクルートやパーソルキャリアなど、大規模で量に振り切っている会社
②ギークリーやレバテックやワークポートなど、システム化に振り切っている会社
③小規模ながらも、質の高い仕事をしているハイレイヤー領域特化の会社
という感じでしょうか。
従って
「量」 「システム化」 「質」 の
どれにも振り切れない
中途半端な会社が淘汰される事になります。
中でも多いのは
「JACのマネをして、アッパーミドル領域に取り組んでいるけど、苦戦しています。
やっぱり、JACの壁は厚いですね」
なんていう話は、毎日のようにお伺いします。
私:「そんなの当り前だよ。JACは英国に始まり試行錯誤50年の歴史があるんだよ」
同じ英国発祥の会社でも
ロバートウォルターズ、ヘイズ、マイケルペイジなど
日本では業績が上がったり下がったり
マネジメントも不安定で
成長していないどころか
リストラを断行している会社もあります。
やっぱり、日本市場が伸びているからと言って
出稼ぎ感覚ではダメなんです。
それはそうと
他社様の事を言っている場合ではありませんね。
微力ながら
弊社としては
「③小規模ながらも、質の高い仕事をしているハイレイヤー領域特化の会社」
を目指して
何とか生き残りたいと
あがいておりますが
まだまだ全然です。
「にんげんはねえ
追いつめられると
弱いもんだな
ひとごとじゃない
自分のこと」 みつを
合掌。
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株式会社プロフェッショナル・サーチ
代表取締役社長 武谷 広人
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mail:takeya@prof-s.jp
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「ロマンとソロバン」
「ロマンとソロバン」
先日、優秀な人材紹介コンサルタントAさんと
情報交換させていただきました。
Aさんはこれまで
複数の人材紹介会社で働かれた経験があります。
そんなAさんから
「残念な社長さん」 のお話を伺いました。
私:「以前、Aさんは、X社とY社で働かれた経験がありますが、転職理由は何でしょうか?」
Aさん:「うーん、共通して言えるのは 『残念な社長さん』 という事ですかね」
私:「具体的にはどういう事ですか?」
Aさん:「X社に関しては、規模拡大を急ぎ過ぎて頓挫しました」
私:「もっと具体的には?」
Aさん:「急拡大して人材紹介業界を変革する! と言って凄い速度で数百人採用しました。
その結果、何とか数十億円規模までは到達したのですが
多くの社員が疲弊して成長が止まりました」
私:「残念ですね。それでどうなったのですか?」
Aさん:「会社として志の高い理念を発信する事はなくなり
目先の業績やKPIの事ばかりが下りてくるようになりました」
私:「それでは、社員が益々疲弊しますよね」
Aさん:「『残念な社長さん』 とは、そういう意味です」
私:「もう1社のY社はどのような状況だったのですか?」
Aさん:「社長のセンスは良くて、エージェントとしてのコンセプトは刺さりました。
その結果、人材集客はうまく行って出足は順調でした」
私:「それでは何が問題だったのですか?」
Aさん:「社長の採用方針が、学歴や社歴などブランド志向で失敗しました。
ブランドで採用した社員が業績を上げるどころか、足を引っ張りました」
私:「それは残念ですね」
Aさん:「更に、社長は人材紹介業に愛情を持っていない人ですので
AI活用による業務効率化とか、そっちの方にばかり関心を持っていました。
途中から、人材紹介業に精通した社員の意見も聞かなくなりました。
そして、業績は完全に頭打ちになりました」
私:「それで結局どうなったんですか?」
Aさん:「やはり、目先の業績やKPIの話ばかりが下りてくるようになりました」
私:「X社もY社も同じような残念な感じですね」
Aさん:「そうなんです。2社とも 『残念な社長さん』 という事です。
出足だけ志の高い事を言って急拡大してもダメですね。
どうしても矛盾が露呈してしまって、組織の求心力がなくなります。
人材紹介業とは時間をかけて社員を大切に採用し育てて
質の高い仕事をした結果、健全な成長を達成するという強い信念と忍耐が大切です。
その点、2社とも中長期的視点に欠けていました」
私:「Aさん、今勤務されているZ社は違いますか?」
Aさん:「違います。もちろん、中長期的成長は志向していますが
ソロバンだけではなくて、ロマンも大切にしています。
ロマンとは、仕事に対する誠実なスタンスや理念を大切にする事です。
社長には、ソロバンもロマンも両方必要だと思います」
私:「同感です。今日は参考になるお話を聞かせていただき、ありがとうございました」
「ロマンとソロバン」
理念だけでもダメ。
目先の業績を追いかけるだけでもダメ。
社長さんの仕事は
理念と業績を両立させなければいけないという
私も耳が痛いケーススタディでした。
「批判はしたけれど
自分にできるだろうか」 みつを
合掌。
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「どんな会社に転職すれば成功する?」
「どんな会社に転職すれば成功する?」
人材紹介コンサルタントの皆さんから
様々なご相談をお受けしますが
「あーやっぱり、その会社を選んだので失敗したんですね」
という、残念なケースが非常に多いです。
それでは逆に
どんな会社を選べば
成功するのでしょうか?
(どんな会社に転職すれば成功する?)
1 経営者自身が人材紹介業の経験者であり、思い入れがある。
2 人材紹介業を本業とする会社である。
3 厳しくも温かく社員を育てる会社である。
4 量よりも質を重視して、単なる急成長を目的としない会社である。
5 社長の友人など、意味のない取締役がいない会社である。
6 何事もオープンでフラットな社風の会社である。
7 給料をケチらない会社である。
8 目先の利益より、中長期的な会社の信用を重んじる会社である。
(逆に、失敗する確率が高い会社とは?)*上記の真反対です。
1 経営者が人材紹介業の経験者がなく、確固たる思い入れもない。単なるお金儲けと考えている。
2 人材紹介業を本業とせず、他事業を本業とする会社である。
3 社員を大切に育成しようとする姿勢がない会社である。
4 質より量を重視して、KPI管理に終始し、単なる急成長を目的とする会社である。
5 社長の友人など、意味のない取締役が存在する会社である。
6 何事もクローズドでヒエラルキーの強い会社である。
7 給料をケチる会社である。
8 目先の利益を追いかけ、中長期的な会社の信用を軽視する会社である。
この業界で長く生きて来て
私自身が多くの失敗をしましたので
皆さんには、同じような失敗をしていただきたくないのです。
そんな想いで
日々ご相談させていただいております。
「つまづいたって
いいじゃないか
人間だもの」 みつを
合掌。
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