■こころがラクになる簡単レッスン■
==2016年4月10日号 No : 101==
みなさん、こんばんは。
こころを最適化するお手伝いをしている寺石義和です。
今朝のこころのお天気は如何でしたか?
今日は朝から東京都倫理法人会の会長会、
その後は中部ブロック会、
その後は中央地区会と倫理法人会の会議漬けの1日でした。
以前は、そんな朝早くから会議なんて信じられなくて、
折角の日曜日なのに、1日つぶれてしまうという思いで、
(当時は普段は名古屋在住だったので、東京にいる時間が限られているから)
嫁さんが出席している時は、車で会場まで送ってきてあげたこともよくあって、
ブツブツ文句を言っていました。
それが、今は立場が変わると、人って変わるもので、
『当番だから、6時半までに行かなければいけない』という思いで
間に合うように参加し、
今日の議題についてもいろいろと考えるようになっていました。
それに、人が発表するときの話し方や
立ち振る舞いなども見るようになって、
とても学びになります。
そんな自分にも驚くこともあります。
みなさんは、
『自分が変わったなぁ』って思うのはどんな時ですか?
人って、何か反発している時って、
それ以上目に見えていても、捉えようとはしません。
ですから、向上心もないので、学ぶこともないですし、
気づきも得ることも通常の状態と比べるとほとんどありません。
人は1つのことに囚われると、
他のことが捉えにくくなりますし、捉えられなくなります。
瞬間瞬間で見て行くと、私たちは1つのことしかしていません。
1つのことしかできないんです。
特に脳はそうですね?
例えば、実験してみましょうか・・?
今いるお部屋の中で『赤いもの』を探してみて下さい?
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見つかりましたか?
ではその状態で、
『黄色いもの』はどこにありましたか・・?
思い出せますか?
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如何でしょうか・・?
思い出せますか?
思い出せる人もいるかもしれませんが、
案外思い出せません。
それが、脳の仕組みなんです。
最初は『赤』と言われて、
『赤』を見つけようと、意識が集中しているので、
他の色には意識が向きません。
私たちの意識ってそういう感じのものです。
でも、これも訓練で変わるかもしれません。
それが、ソフトフォーカスだったりします。
意識を1つに囚われないようにして、
要は俯瞰してみることです。
全体像をうすぼんやり見る、眺めてみる感じです。
武道でも最初は攻撃する目標に目をつけます。
まさに目付(めつけ)といいます。
でも、そればかりしていると、
視線でもそうですが、
意識がそこに向いているため、
動きも次第にそこを動作を起こそうとして、
動きが見えてきてしまいます。
これを『起こり』って言います。
ですから、稽古中に『起こり』があると、
修正するようにお伝えして、構えを修正します。
上級者になると、『目付』も全体像ですし、
『起こり』もないので、どのように相手が攻めてくるのか?
読めないし、不安になり、こころが乱れやすくなります。
こうしたことでもこころって表れていますし、大切だと思います。
今回の投稿を読まれてどのように思われるでしょうか?
是非、ご意見、ご感想を聴かせてください。
更にこんな気づきもあったとか、ございましたら下記までお寄せください。
あなたと一緒に作って行けたら嬉しいです。
■ご意見ご感想■
私の言う『こころの最適化』とは、
あなたが持っていないものを
新たに手にして改善して行くというのではなく、
本来、持っているものを引き出すことです。
ちょうど
引き出しの奥にしまい込んでいた大切なものが
目に見えなくなってわからなくなってしまった状態から、
しまった場所を思い出してもらって、また目に届くところに置いてもらい、
いつでも使えるようにするイメージです。
明日もこころの最適化を図って素敵な1日となりますように。