2010/6/21
「創部しさえすれば全国大会に出れる！」
佐賀県内には男子ソフトボール部が一校も無いことに目をつけて、
ボールを握ったこともないような高校生達が、男子ソフトボール部を
結成。
と言えば、『ウォーターボーイズ』を始めとするお定まりのボーイズ
ストーリーを想像するでしょうが・・・
『ソフトボーイ』
監督：豊島圭介
公開したばかりだと言うのに、注目を浴びる他の話題作の陰に隠れてしまったのか、客席はまばらで寂しいものでした。
本命の映画の開始時間に間に合わず、やむを得ずに見たのですが、なかなかどうして。
ちょっぴりビターの効いた青春映画なのでした。
沖縄ではもう梅雨明けです。
全国のトップを切って、高校野球の地区予選も始まりました。
負けたら終わりの戦いに挑む高校球児の姿は、大人達を勇気づけて
くれます。
ほとんどの高校球児は、すべてを賭けて戦った勝負に、結局は負け
なければなりません。
しかし、負けたことがすべての終わりではなく、新しい人生の始まりなのだと気がついて、ようやく大人に一歩近づきます。
敗戦がすべての終わりではないと知っている大人達は、仕事を、与えられた宿題のように捉えてしまいがちです。
どうせ明日以降も、延々と続けていかなければならないと思っていますから、ペース配分を考えて適当なところで、つい、妥協してしまいます。
どんな仕事でも、これが最後かもしれないと大切にし、緊張感を持って集中して取り組む姿勢は、高校球児たちから教わるのがいいかもしれません。
甲子園までは遥かに遠い、地区予選の一回戦。
今年は地元球場に足を運んでみてはいかがですか？