2013/6/19
テレビが登場したての頃、テレビから頭が悪くなる電波が出ている
という噂がまことしやかにささやかれていました。
くだらない番組を朝から晩までだらだら見ていると、確かに頭が
ふやけてしまったような気がしますが、それは頭を悪くする電波の
せいでないことは誰でも知っています。
しかし、最近目にした報告にはどきりとしました。
「無線LANルーターの近くでは、野菜が育たない。」
“デンマーク在住の女子学生5人が実験を行い、無線LANルーターの
近くでは植物が育たないことを実証した、とデンマークメディアDRが
伝えている。
デンマークにあるHjallerup校に通う9年生の学生たちは、枕元に
モバイルフォンを置いた場合、寝つきが悪かったり、翌日学校で
集中できなかったり、といったことを経験した。
このため、モバイルフォンが人体に与える影響を検証したいと考
えたという。だが、学生たちが通う学校には実験設備がなかった
ため、代わりに植物に与える影響を検証することにした。
実験にあたり、学生たちはコショウソウと呼ばれる野菜の種子を
植えた12個のトレイを用意。
そのうち6個を無線LANルーターの無い部屋に、残りの6個を無線
LANルーターが2つ設置された部屋に置いた。
その後12日間、学生たちは種子の観察を続けた。発芽状況を文書
と画像で記録し、トレイの重量を計測した。
12日後、無線LANルーターの無い部屋のコショウソウは通常通り
の成長を示した。
だが、無線LANルーターのそばに置かれた種子の多くは成長せず、
中には突然変異を起こしたり、枯れてしまったものさえあったという。
実験を行った学生の一人Nielsenさんは次のように述べている。
「もう誰も、モバイルフォンをベッドサイドに置いて眠ることは
しなくなった。
離れた場所に置くか、別の部屋に置いている。コンピューター
もオフにすることにした」”
（「えん食べ」http://entabe.jp/news/article/2011より）
ネットにはコショウソウの写真が掲載されています。
無線LANルーターが無い部屋に置かれたコショウソウは青々と育って
いますが、ある部屋に置かれた方は発芽すらしないまま、ほとんど
茶色く変色しています。
ひょっとすると、無線LANルーターや携帯からは、何か人体にも影響
を及ぼしかねない怪しげな電磁波が出ているのかもしれません。
しかし、たとえそうであったとしても、現代人はもはや、その電磁波
から完全に逃げ出すことなどできません。
覚悟を決めて一蓮托生で突き進むしかないのです。