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2011/6/14

やはり“福島”は日本の希望の星です。

6/10~12の3日間、第95回日本陸上競技選手権大会が開催され
ました。

世界陸上テグ大会の代表選考会も兼ねており、来年に迫ったロ
ンドン五輪を目指す選手にとっては是非とも好成績を収めたい
大会なのです。

北京五輪で1952年ヘルシンキ五輪の吉川綾子選手以来56年ぶり
に陸上女子100mの代表となった福島千里選手は、今では100㍍と
200㍍の日本記録保持者でもあり、女子短距離階のエースです。

今大会では100㍍で、伸び盛りの新鋭、市川華菜選手をスタート
から寄せ付けずに、ぶっちぎりで優勝しました。

アテネ五輪の男子ハンマー投金メダリストの室伏広治選手もま
た、2位の選手に7メートル近い差をつけて余裕の優勝、なんと
この大会17連覇を達成し、世界大会への出場内定を楽々と決め
ました。

走る、跳ぶ、投げる。

陸上競技は、人間の肉体が持つ能力の限界に挑戦するスポーツ
です。
身体が小さいことがそのままハンデとなりやすい陸上競技では,

長い間日本は低迷を続けてきました。

しかし、戦後の焼け野原からの日本人の頑張りは、社会資本の

充実や驚異的な経済成長を実現しました。

栄養が行き渡った日本人の身体は、諸外国と比べても遜色のない

水準にまで大きくなってきています。
福島選手や室伏選手のような国際舞台でも通用する陸上選手の
登場には、そういった背景があるのでしょう。

最終日、福島選手は200㍍でも格の違いを見せつけて圧勝。
日本選手権では初の2冠を達成しました。

低い姿勢からはじけるようなスタートダッシュで飛び出して、ゴール

まで一気に駆け抜ける天才スプリンターの福島選手はまだ21歳。

苗字と同じ“福島”県とともに、【強いニッポンの象徴】として、今後、

世界を仰天させることでしょう。

頑張れ!福島!