美しいけれど冷淡で、高慢な浮気者・・・ | 店舗探し.comの過去コラム

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2011/6/10

 

無情、高慢、変節
一家団欒、家族の結びつき、辛抱強い愛情
移り気、浮気、あなたは美しいが冷淡だ
元気な女性

以上はすべて【アジサイ】の花言葉です。


薄緑色から白、青紫から赤紫へと色を変え、別名「七変化」とも言わ
れるだけあって、アジサイの花言葉も多彩で、どれが本当の姿なのか
正体が謎めいています。


フランスでは“日本のバラ”と呼ばれているアジサイの原産は日本。
どうりで、しとしと雨が降る梅雨時の風景にアジサイの花がしっくり
くるわけです。

もっとも、一般に花と言われている部分は装飾花で、花びらに見える
ものは萼(がく)なのです。本当の花は、中心部分の丸い粒のような
部分なのだそうです。


優しいフォルムに似合わずアジサイには毒性があり、ウシ、ヤギ、人
などが摂食すると中毒を起こし、痙攣、麻痺などを経て死亡する場合
もあるのだとか。

“なにしろ【美しく】、【元気な女性】に見えるけれども、時には【高慢】で

 鼻持ちならず、どきりとするほど【冷淡】な態度を取り 【無常】な面も

 見せる。

 

 【一家団欒】に憧れ、ばらばらな【家族の結びつき】を取り戻すために

 は【辛抱強い愛情】を注ぐのだけれど、その【移り気】な性格からか、

 ころりと【変節】して【浮気】に走ることもある。”

雨に打たれて泣いているかにみえるアジサイをぼんやり眺めていると
こんな妖しげな女性に見えてくるようです。

境内にアジサイの花を多く植えていて、‘あじさい寺’と呼ばれている

寺院は、日本各地に点在しています。
北海道の「大法山 明善寺」から九州は福岡の「龍護山 千光寺」まで、ざっと40に近い寺院が、あじさい寺の通称を持っています。 


関東では、北鎌倉にある「福源山 明月院」があじさい寺として有名
で、例年、梅雨時には多くの観光客を集めます。
明月院のアジサイ、今年は開花が少し遅めでピークは来週辺とのこと。
晴れた日ではなく、しとしと雨の降る日を選んでお出かけになっては
いかがでしょう。