2012/5/23
ガラガラガッチャン！
いきなり後輪にブレーキがかかり、馬がいななくように前輪が持ち
上がると、サドルから転げ落ちてしまいました。
自転車通勤の途上のことです。
後輪を覆っているカバーが数日前からガタついていたのですが、その
まま放置していました。
段差を勢いよく下りた瞬間、そのカバーが折れて後輪との隙間に巻き
込まれてしまったために起きた事故でした。
家からも会社からも遠い場所で起きたため、自転車を歩道脇に置き、
やむなくタクシーで会社に向かいました。
夕方、1階のいわしや社長のご厚意で車を出してもらい、自転車を回
収して、自転車店まで届けてもらいました。
私の自転車の大規模修理はこれで2回目です。
それ以外にも、ギヤやブレーキの調子が悪くなって自転車店でメン
テナンスしてもらったことも入れると、年に2回程度は自転車店のお
世話になっている勘定です。
シティサイクルを購入するまでは、ディスカウントストアの特売品
のママチャリを利用していました。
乗り心地こそよくありませんでしたが、油を差すでもなく、ろくに
掃除もせずに乱暴に扱っていましたが、およそ故障することなどあ
りませんでした。
シティサイクルは軽く漕いだだけでスピードが出るし、乗り心地も
ママチャリと比較すれば抜群に良いです。
しかし機能が充実する分、構造は複雑で、細かい調整もできるよう
にと部品はデリケートにできています。
いい状態を保つには定期的なメンテナンスが必要なのです。
競輪選手やツール・ド・フランスを戦う選手が乗る自転車となれば、
さらに微妙な調整が要求されるようになるでしょう。
おそらく、ねじ一個の形状や重量が順位を左右するほどデリケート
な世界に違いありません。
何事によらず、高い水準を目指せば目指すほど、細部への目配りや
気配りを要求されるものです。
ツール・ド・フランス！と大きく出るのは気が引けますが、せめて
シティサイクルがいつも快適な状態で運転できるような注意深さで
メンテナンスを心掛ける。
店舗探し.comの仕事のクオリティもかくありたいと反省したのでした。