声美人は恋愛上手――言語戦略研究所の齋藤匡章が教える、発声と話し方が人間心理に及ぼす影響 -6ページ目

愛知県名古屋市のボイストレーニング教室(名古屋で初の話し方発声法レッスン)

●名古屋市で話し方のボイストレーニング講座


愛知県名古屋市で、話し方のボイストレーニング講座をおこないます。


※歌ではなく話し声の発声レッスンです。お間違えのないように。


2011年7月23日(土)の単発セミナーです。ふだん東京や新潟の会場までなかなか通えない方は、ぜひ名古屋教室にいらしてください。


テーマはもちろん、「職種別発声戦略」。


あなたの今の仕事で、最適な声を使っているかどうかを確かめましょう。


会場の関係で人数制限がありますので、お早めにお申し込みください。


【名古屋市のボイストレーニング教室】
日時:2011年7月23日(土)15:00~16:30
料金:3000円(税込)
会場:ホテル ル・ウエスト(名古屋駅より徒歩2分。電話052-452-7535)
内容:なぜ高額商品は小声で売るのか ~ 職種別発声戦略

※「名古屋市のボイストレーニング教室 」のお申込みはこちらのフォームから


http://wsi-net.org/nagoya_voice_seminar.html




●名古屋の開講は初めて


「発声指導全国行脚」プロジェクトが始まり、愛知県にお住まいの方から「名古屋でもボイストレーニングをお願いします」と依頼メールをいただきました。


聞けば、名古屋には「話し声の発声法」を教えてもらえる場所がまったくないのだそう。


「カラオケがうまくなるボイトレ教室ならたくさんあるんです」と書いてありました。


ご心配なく。その事情は名古屋だけではありません。全国どこへ行っても話し声の発声法(共鳴発声法)を習える場所は限られています。


日本発声協会が認定する発声指導者がまだまだ少ないからです。


とはいえ、確かに名古屋でのボイストレーニング講座は、言語戦略研究所としても今回が初めてです。


たっぷりとレッスンしますよ。ご期待くださいね。




●声を変える方法


「今の声ではダメだと思うんです。でも、どうしたら自分の声を変えられるのか、方法がわからないんです」


こんな相談がときどき届きます。


職種別発声戦略では、「声を変える方法」が必須です。


自分の声を思うがままに変える発声テクニックが必要なのです。


そこで、


1. 職種によって適切な声が異なる
2. 自分の仕事に最適な声とは
3. その声を出す発声法


この順にお話しします。


名古屋市だけでなく、愛知県の名古屋周辺にお住まいの方にもぜひ受講いただいて「声美人」「声上手」になってもらおうと、今からやる気に燃えています。


「仕事のデキる声美人」「声の達人」を目指したい方、こちらのページのフォームからどうぞお申し込みください。


お待ちしています。


7月23日(土)に名古屋で会いましょう。



* * *


言語戦略研究所  齋藤 匡章
ウェブ:http://maliarda.com/tenor/
    http://wsi-net.org/
メール:tenor.saito@gmail.com





美声のホームレス――職種別発声戦略

●美声のホームレス


一時期、米国で「美声のホームレス」が話題になりました。

「ホームレスに似つかわしくない美声の持ち主」だというのです。


「それならホームレスに似つかわしい声とはいったいどんな声なんだ」と疑問に思いましたが、ステレオタイプな思い込みは置いておいても、声が話題になるのはすばらしいことです。


三大テノールばりの超高音を鳴らすなら、その発声テクニックを活かして収入を得ることができるかもしれない。

さっそく聞かせていただきました。


結果は……そうですね、「ホームレスに似つかわしくない」という人々の評価は納得できました。

力のある堂々とした声なので、「らしくない」と感じたのでしょう。


おそらく、「美声」と評されたのはその違和感からであって、発声の専門家からすると、残念ながら「このままで武器にできるような発声ではない」と言わざるを得ない。


どちらかというと、喉の奥でゴロゴロとうなっている悪声です。


「喉が開いている」のは確かで、この点が“違和感”につながったのでしょう。


立場の弱い人や社会的地位の低い人は、喉を詰めて話す傾向があります。無意識のうちに、相手との関係を声で表現しているわけです。


喉が開かなくて悩んでいる声楽家もいるくらいなので、発声の基礎として大事なテクニックは身についています。

しかし、喉の奥でゴロゴロと鳴らす低音では、人に違和感は与えられても、感動や心地よさ、癒しを与えることはできません。


「このホームレス男性に仕事を提供したい」という会社があるそうで、「声のおかげで社会復帰できるかも」と話題になっていましたが、今のままの「違和感ボイス」でずっと継続的に良いポストにとどまる可能性は乏しそうです。


一時の話題に終わらず、声を武器にして活躍していきたいなら、喉の開きによってスムーズに出た声に緻密な共鳴を乗せ、高音までは行かなくてもせめて「ソフトな中音」をレパートリーに加えるといいでしょう。


声は一人一人違います。

大事なのは、誰かの理想的な声を真似をすることではありません。


自分の声と発声器官の特徴を知り、最高の使い方を見出だして、高性能な武器へと進化させていくことです。


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言語戦略研究所  齋藤 匡章
ウェブ:http://maliarda.com/tenor/
    http://wsi-net.org/
メール:tenor.saito@gmail.com







職種別発声戦略――声に力があった小泉純一郎氏

●声に力があった小泉純一郎氏


「痛みに耐えてよくがんばった! 感動した!」
「自民党をぶっ壊す」


小泉純一郎元首相は、声の使い方に優れた政治家でした。


日本の政治家に声の良い人物は少ないのですが、小泉元首相は声をたいへん巧みに使いこなして効果を上げていた例外的な人物といえます。


演説がクライマックスに至り熱を帯びてくると、腹圧をかけて嗄声ぎみの発声で短いフレーズを投げかけるように発する話し方が印象的でした。


おそらく無意識の発声テクニックだったとは思いますが(共鳴発声法の専門家から指導を受けていたとは聞いていないので)、嗄声に含まれるノイズは複雑な倍音を生み、聞く者の心にメッセージをしっかり届けるのに有利です。


ふだんから常にかすれ声で話していたら心地よくありませんが、ここぞという決めどころで繰り出せれば強力な武器となります。


特に、力強く歯切れのいい発声は、リーダー的立場にある方にはぜひマスターしていただきたい。


政治家はリーダーの最たるものです。


立場上、慎重な物言いが求められ、下手なことを口走ると「失言」「暴言」と責められるので、白か黒かわかりにくい表現でのらりくらりと話したくなるのは理解できる。


とはいえ、メッセージが国民に伝わらず、気持ちを動かすことができなかったら、政治家として十分な働きができないでしょう。




●声で負けた政治家も……


「発声後進国」と外国人からバカにされる日本ですから、良くない発声の見本ならいくらでもあります。


良くない例として名指しするのは気が引けるので実名は挙げませんが、明らかに声の力が弱い総理大臣もいました。


※声はトレーニングで変わるため、今は悪い例として挙がるような声でも後に改善する可能性があり、悪い見本のレッテルが残ったら申し訳ないという理由もあります。かといってあまり曖昧な説明をしていたらそれこそ「良くない話し方」の見本になってしまいますが……


小泉さんより少し後の方も、「この声で大丈夫かな」と心配していたら、わずか数ヶ月で健康上の理由から辞任してしまいました。


いろいろなタイプのリーダーがいますが、共通して持っているのが「リーダーの声」。


あふれるバイタリティーで力強く部下を引っ張っていく兄貴タイプ、一人一人の意見を聞いて調整しながら進め方を決める民主的リーダー、反対者を脅したり排除したりしながら強引に事を進める独裁者タイプ等など、リーダーもさまざまです。


しかし、どんなタイプのリーダーも、「リーダーの声」を持っていないと務まりません。


具体的にいうと、発語の明瞭さと、声の充実。


リーダーには、


・歯切れの良さ
・共鳴の利いた声


この2条件が同時に成り立つ必要があります。


暴言や失言ではなく、信念から生まれる明瞭で力強い声であればこそ、国民に伝わり、気持ちを動かすのです。





群馬県でボイストレーニングを受けたい方(前橋、高崎、伊勢崎周辺にお住まいの方)

群馬県前橋市で単発のボイストレーニング教室をおこないます。


前橋駅から歩いて7~8分程度の会場なので、高崎市や伊勢崎市など前橋以外にお住まいの方でも受講しやすいと思います。


しかも、歌ではなく「話し声」のボイストレーニング教室ですから、おそらくこれまで習う機会はなかったことでしょう。


話し声ボイストレーニングの基礎である「共鳴発声法」を身につけて、仕事もプライベートも成功させてください。


【群馬県前橋市のボイストレーニング教室】

日時:2011年7月7日、8月4日、9月1日(全3回)19:00~20:30
会場:けやきウォーク前橋内の前橋カルチャーセンター
料金:3000円弱になる見込み
内容:職種別発声戦略 ~ あなたの仕事にぴったりの声はどんな声?



◆発声講座……『なぜ高額商品は小声で売るのか』声美人は恋愛上手――発声が人間心理に及ぼす影響


凄腕の自動車セールスマン、宝石商、呉服屋の社長は、小声で商品を売りさばいていた。
テレビ通販の名物社長は高音を巧みに駆使して1500億円を売り上げる。
職種別、業種別で効果的な声がこんなに違った。声を使い分けて成功する「共鳴発声法」の秘密。


●大声を出してはいけない職業とは
●声が通らないと出世できない業種がある
●お値打ち感を出すには声を「開く」
●お客様との距離をコントロールする発声テクニック
●高級感が伝わる声、安売りに効く声
●「通る声」を出す方法



お申込みは「前橋カルチャーセンター」(027-223-5121)までお電話でお願いします。


カルチャーセンターの規定により、言語戦略研究所がおこなう講座としては格安の料金となっています。この機会を逃す手はないと、私自身、思います。


これまで東京や新潟まで通えずにいた方も、3回の講座に前橋まで通えそうなら、受講をお奨めします。


ご不明の点については、右上の「執筆・取材等に関するお問い合わせ」フォームまたはこちらのお問合せページ からお問い合わせください。


それでは、群馬県の方、前橋や高崎周辺の方、この夏から話し声ボイストレーニングを始めましょう


お待ちしています。


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言語戦略研究所  齋藤 匡章
ウェブ:http://maliarda.com/tenor/
    http://wsi-net.org/
メール:tenor.saito@gmail.com





あなたの仕事がうまくいく方法(プロ意識3ヶ条)

●ボイストレーニング音声レッスン


こんにちは。言語戦略研究所の齋藤です。


今週は音色塾の音声レッスン収録があります。


「講師マニュアル」の発表がもうすぐなので、講師という仕事で生計を立てたい方のために、マニュアルに収録していない内容を音声レッスンでお話しする予定です。


どうぞお楽しみに。


※音色塾はこちらから → http://neirojuku.com/




●仕事で誰もが必ず苦労するのが「集客」


発声指導に限らず、また、講師業に限らず、仕事で誰もが必ず苦労するのが「集客」です。


集客にまったく関心がなく、まったく難しさを感じていない経営者は、世の中に一人もいないでしょう。


それはそうです。集客とは、見方を変えれば「他人に動いてもらう」ということですから、何の苦もなく自由に他人を動かせたら、怖い。


今回のマニュアルでは、そんな困難な課題である「集客」にまで言及した、他に類を見ない指導マニュアルとなっています。


今月中には発表となるので、手に入れたら熟読して、完全マスターしてくださいね。




●成功するタイプと失敗するタイプ


「近いうちに会社を辞めて自分で仕事をしていこうと考えています。絶対に失敗できないので、どうかアドバイスをお願いします」とメールをいただきました。


いいですねぇ。応援していますよ。


これまで多くの事例を見ていて、うまくいく人と失敗する人にはタイプがあるとわかっています。


成功するタイプは「経営者メンタリティー」を持ち、失敗するタイプは「従業員メンタリティー」に留まっている。


本人が経営者なのか従業員なのかという違いではありません。


うまくいく人は、従業員という立場にあっても、経営者メンタリティーを持って仕事をしているのです。


経営者メンタリティーと従業員メンタリティーは、どう違うのか。


前者は「自分の仕事」として誠実かつ真剣に仕事を続けるのに対し、後者は「会社の仕事」として義務的に働く。


前者は「お客様の役に立てる自分になろう」との一点に集中して精進を重ね、役に立てたときに「楽しい」と感じる。


しかし後者は、「自分が楽しいかどうか」のほうを最初から優先して、つまらないと「ほかの仕事がしたい」と訴える。


前者は「お客様を含めた仕事全体」を大切に育てていこうとするのに対し、後者は自分の都合や興味を優先して「本当はほかにもっとやりたいことがある」「興味の対象が移ったから辞める」などと言い出す。


これはペットの飼育に喩えたら、違いが歴然とするでしょう。


ペットを大切に大切に育てていける人と、「今度はネコが気になる」「熱帯魚がマイブーム」などといっては新しいペットに手を出し、以前のペットは「飽きた」と捨てたがる人。


サービスを受けたいお客様の立場になってみれば、後者のメンタリティー(心的態度)でうまくいくわけがないのです。


「プロ意識3ヶ条」をしっかり身につけて、成功してください。




●プロ意識3ヶ条


1. 仕事を「育てる」
――会社が仕事を取ってきてくれるわけではない。仕事を自分の「場」として大切にし、絶対に投げ出さず、時間をかけてじっくり育てていこう。


2. ブレずに「集中する」
――自分の興味の赴くままに守備範囲を広げても、サービスが質的に高まるわけではない。狭い範囲エネルギーを集中して注ぎ続け、ピカピカに磨きをかけてスペシャリストになろう。


3. 極上のプロ意識を持つ
――昨日より今日、今日より明日と、仕事の質を高め続けることに妥協しない。代わりにやってくれる人はいない。自分がやるしかない。世界一高いプロ意識を持とう。



※音色塾はこちらから → http://neirojuku.com/


ゴールド会員以上のステータスなら、音声レッスンを聴くことができます。




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言語戦略研究所  齋藤 匡章
950-8113 新潟市中央区寄居町343-38
ウェブ:http://maliarda.com/tenor/
    http://wsi-net.org/
メール:tenor.saito@gmail.com





発声指導全国行脚――全都道府県で発声指導をおこなうプロジェクト

【日本人の声を良くする発声指導全国行脚】


声は大事なコミュニケーションツール。しかし現状では残念ながら、声を十分使いこなせている人は少数です。ちょっとした工夫で人間関係が良くなり、仕事もうまくいくようになることを知ってほしいと、発声の専門家として強く願っています。


そこで、「発声指導全国行脚」と題し、全都道府県でボイストレーニング講座を開催し、声に対する意識の向上を図りたいと考えました。


日本発声協会認定ボイストレーナーの最高位資格である発声診断士であり、音色塾(発声指導者の養成機関)で主任講師を務める言語戦略研究所所長の齋藤匡章が、日本人の声を良くするために全国行脚をおこないます。


http://wsi-net.org/ (言語戦略研究所)
http://neirojuku.com/ (音色塾)




【発声講座メニュー】


◆発声講座その1……『なぜ高額商品は小声で売るのか』


凄腕の自動車セールスマン、宝石商、呉服屋の社長は、小声で商品を売りさばいていた。テレビ通販の名物社長は高音を巧みに駆使して1500億円を売り上げる。職種別、業種別で効果的な声がこんなに違った。声を使い分けて成功する「共鳴発声法」の秘密。


◆発声講座その2……『モテ声でずっと大切に愛される!』


声の良い人はずっと愛され大切にされる。タダの美声とはちょっと違う、魅力的な声の磨き方。大好きなあの人の深層心理にグイッと食い込む声の秘訣とは――




【開講にご協力を】


「発声指導全国行脚」は、すべての都道府県で発声講座を開くことを目標としています。開講にご協力いただけるセミナー会社、カルチャー講座会社、新聞社、雑誌社等の担当者の方、ぜひこちらのページのフォームからご連絡ください。


http://maliarda.com/tenor/info.html


みんなが良い声で話し、気持ちよく過ごせる日本を実現するために、ぜひお力をお貸しください。心よりお待ちしています。




【講師について】


齋藤 匡章(Saito Masaaki)
言語戦略研究所所長。日本発声協会認定発声診断士(ボイストレーナーの最上位資格)として日本人の発声を指導。「音色塾」の主任講師も務めている。
『言葉を変えなきゃ売れません』(サンマーク出版)、『ケンタイ期を乗り越えて彼とずっと幸せになる方法』(すばる舎)ほか、言葉と声、魅力と意識の関係をテーマとする著書が多い。アコーディオンでイタリア古典歌曲やナポリターナを弾き歌いするベルカント歌手でもある。


音色(ねいろ)塾(じゅく)とは――
人間関係や魅力アップに役立つ声を指導する実践的な塾。ベルカント唱法を基礎として、国際的に通用する本格的な発声法を採用。日本発声協会が唯一正式に認定する発声指導者養成機関でもある。公式サイトは http://neirojuku.com/




なぜあの店は違和感があるのか

●静かな魚屋


とある鮮魚売場。


タオルをねじり鉢巻きにした「いかにも魚屋さん」という風情のおじさんが、魚介類のケースに囲まれて立っている。


バイ貝がほしくて近づいてみると、おじさんがぼそりと小声でひと言、「いらっしゃいませ」。


聞こえるか聞こえないかの弱々しい声。


「ぁいらっしゃいっ!」と活きのいい台詞を予想していた私には違和感がありすぎました。


「バイ貝はありますか」と尋ねると、「あ、はい、こちら」と、やはりぼそり。


水の中の貝まで弱っているように見えて、買わずに去りました。


貝に当たるのは怖いので。




●お洒落な小物が声で台なし


今度は別の日、とある和雑貨店。


市の中心街にある地下のショッピングモールに、小さな和雑貨店が入っています。


市町村まで書くと具体的な店舗まで特定できてしまうので書きませんが、まあどこの街にも一つくらいありそうな、和もの中心のお洒落な雑貨屋です。


藍染めの手ぬぐいやハンカチ、扇子や財布を扱っています。


ふだんから和服を着ている私としては、ちょっと覗いてみたくなる雰囲気の店でした。


ところが――


店に足を踏み入れることなく、そのまま通り過ぎることとなりました。


40代半ばに見える店主らしき男性が、店頭で叫んでいるのです。


八百屋の店頭をイメージしながら読んでみてください。


「いらっしゃいませ~。いらっしゃいませ~。お安くなっておりま~す。三割引き、四割引き、こちらは藍染めの――」


残念ながら、しっとり落ち着いた和ものの雰囲気が台なしでした。


声のせいです。


ディスカウントショップなら理想的、スーパーマーケットの生鮮食品コーナーでもピッタリの声でしたが、お洒落な和装小物にはまるで合わない発声でした。




●気づかせる大声、引き込む小声


鮮魚売場と和雑貨屋、いずれも声のせいでお客さんを逃がすはめとなりました。


私だけではありません。ほかの買い物客もほとんど例外なく、ちらっと横目で眺めるだけで通り過ぎるので、売場はいつも閑散として寂しそう。


それにしても、なぜこうも違和感を覚えてしまったのでしょうか。


答えは「声の使い分け」。


声の使い分けができていないのです。


あなたもきっと、「声の違和感」を覚えた体験が、一度や二度はあるでしょう。


逆に、明らかに声で成功している事例もあります。


セールストークをすることなく、それどころかほとんど言葉を発することなく高級車を買わせる営業マン。


気づいたら似合いもしない真っ赤なイタリア車を買っていたこともある。


終始小声で販売を成功させる呉服店の店主。その店で毎月一着以上のペースで新しい着物を誂えていた時期もある。


「あなたが押しに弱いのでは?」と言うなかれ。彼らは「押し売り」を一切しないのですから。


しかし声のプロとして、彼らの発声が一定のルールに則っていることはわかります。


発声の仕方に一定の原則があり、心理操縦とも言えるその絶妙なテクニックに乗せられたのだろうと言われたら、決して否定はできません。


同じ商品を、片やまったく売れずに景気のせいにする人もいれば、片や魔法のごとく売りさばく凄腕のプロもいます。


声には、大事な原則があります。


たとえば、「気づかせる大声、引き込む小声」の原則を知っていますか?


自分の存在を、自分の商品やサービスの存在を知ってもらうには、大きな声でアピールするのがいい。


存在に気づいてもらえないかぎり、存在しないのと同じだからです。


しかし、気づいてくれた後は、「引き込む小声」の原則に従って的確なメッセージを丁寧に届けるのがいい。


かといって、冒頭の鮮魚売場のように、「引き込む小声」ではうまくいかない場面もある。


扱う商品やサービスによって、「声の正解」が異なるからです。


あなたの仕事では、どんな声が成功を呼ぶのか、「職種別発声戦略」の世界へとあなたをご案内します。






職種別発声法(ブランドイメージをコントロールする発声法)

●職種別に「良い声」が異なる

言語戦略研究所の齋藤です。

これからしばらく、「職種別の発声戦略」についてお話ししていきます。

職種によって「良い声」が異なり、仕事での成功は「声の使い分け」にかかっているといっても過言ではないからです。



●共鳴発声法は必須

声は使い分けが大事。

お友達とおしゃべりするときの声がどんなに魅力的で輝いていても、そのままお通夜で使えるわけではない。

恋人に「最高に色っぽい」と喜ばれる声でも、そのまま仕事に使えるはずもない。

適切な場面で適切な声が出せる発声技術こそ、「声の達人」に求められる能力です。

声の達人になって、必要に応じた声の使い分けができるようになりたいなら、最低でも「共鳴発声法」はマスターしておいてください。

共鳴発声法は、日本発声協会が唯一正式に認定する「話し声の発声法」です。

歌の世界に「ベルカント」があるように、話し声の技術体系としては「共鳴発声法」が基本となっています。

※共鳴発声法はベルカント唱法を基にしており、スピーチや会話など話し声に特化した発声法の基本。発声指導者はたいていこれを学び、指導している。

※言語戦略研究所では、共鳴発声法の教育機関として「音色塾 」を推薦しています。


それでは次回から、あなたの仕事がうまくいくことを応援しつつ、「職種別の発声戦略」についてお話ししていきます。

お楽しみに。


「キッズ・ボイスレッスン」(子ども向けボイストレーニング講座)について

正式な告知はまだ先の話なのですが、今朝の新聞で紹介されてしまったので、興味のある方のためにお話ししておきます。


「キッズ・ボイスレッスン」(子ども向けのボイストレーニング講座)についてです。


2011年8月6日(土)16:00~17:00、小学生とその保護者を対象に「良い声で話せるようになる子ども向けボイストレーニング講座」をおこないます。


会場は英国紅茶サロン メイフェア(新潟市中央区)で、小学生と保護者の方が受講できます。受講料は大人も子どもも一人1500円です。


※小学生のみの受講はできますが、大人のみの場合は「レクチャーコンサート 」を受講してください。


詳しくはまたあらためてご連絡をしますので、メイフェアのニュースレター に登録してお待ちください。メールで届きます。


詳しい内容はともかく、すぐに申し込みたいという方は、メイフェアまでお電話ください。電話番号は025-211-7007です。


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言語戦略研究所  齋藤 匡章
950-8113 新潟市中央区寄居町343-38
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メール:tenor.saito@gmail.com



喉を開く方法(喉声を改善し、ノドを開けて声を出そう)

こんにちは。言語戦略研究所 の齋藤です。


気持ちよく発声していますか?

声を出して気持ちいいか苦しいかは、喉が開いているかどうかにかかっています。


喉を開いて声を出せば、「ずっとこうしていたい」と病みつきになるくらい気持ちいい。

喉が閉じたまま、喉を詰めて声を出そうとすると、不思議なくらいに声が出なくて苦しい。


「喉を詰める」という表現、覚えていますか?

咽頭が下がり、喉頭が上がって、喉の空間が狭まった状態です。

「喉を詰める」「喉が詰まる」「喉の詰まった声」などと、この症状を表現します。

ちなみに、このとき出ている声を「喉声」というのでしたね。


良い声で話したり歌ったりするには、喉を開けることが大事。

喉の開け方は、説明は簡単ですが、実行するのは難しい。

とにかく喉は閉まりたがるのです。


体が覚えるまでしつこくトレーニングしてください。

あくびをする真似をすると、咽頭部が上がります。

上がるというより、上に大きく広がる感じ。


次に喉頭を下げてみましょう。

首の前に手を当てて、物を飲み込む動作(嚥下)をすると、喉仏がグリッと動くのがわかりますね。

喉仏は正式名称を「甲状軟骨」といって、喉頭を形成する軟骨の一つです。

つまり、喉仏の動きがすなわち喉頭の動きであって、喉仏が上がっていると「喉が詰まっている」わけです。

手を当てたまま、喉仏を下げる感覚を探してみましょう。


一番低い声を出すときの感じ、あるいは喉の中で唸るような感じにしてみると、「ああ、こうすると下がるのか」とわかるでしょう。

力んで押しつけてはダメですよ。ふわっと楽に下げられるように練習してください。


まずはここまで。



* * *


レクチャーコンサートで「話し方のボイストレーニング」を
受講したい方は、こちらのページに詳しい説明があります。
共鳴発声法で話せるようになりましょう。
    ↓
いい声で話せるようになるレクチャーコンサート
http://mf07.com/lecture.html


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