おはようございます、

こんにちは、

こんばんは!

 

三毛猫:今日もご訪問、ありがとうなのにゃ!

 

チロルのレーネちゃんを紹介したとき、

最後にレーネのお兄ちゃんのアントーン、

現世では最推しテナーのPさんを

ぎゅっとハグすると、

なんだか普段過去世に現れるPちゃんとは違う感覚がした…

そんなことを書きました。

 

彼から実際にはこんな言葉をかけられていました。

(チロルの記事ではまだ心にもやもやがあって核心的な言葉は書けていません)

「大きくなったね!さあもうお別れだ!これからも立派に生きるんだよ!」

 

ニコ:・・・え?

 

アントーンお兄ちゃんには将来を約束した女性がいて、

婿にはいかないでしょうが妹離れはするわけで。

 

至極まっとうな言葉・・・。

 

ではあるのですが。

 

なんだかそれがレーネではなく、

私本人に向けられているような気がして。

 

その1週間ほどあとになって、

メッセージが届き。

やっぱり彼、Pさんは、

アントーンお兄ちゃんの体を借りて

歌手として「お別れ」を言いに来てくれたことが

わかりました。

 

やっぱりアントーンと同じように。

「ボクと同じように、君にも素晴らしい人生を歩んで欲しい」

(≒これからも立派に生きるんだよ!)

と彼のメッセージには添えられていました。

 

ガーンええぇぇぇええぇえーっ!

 

実は。

 

最推しテナーとかいいながら、

Pさんに対してワタクシ、

克服できていないトラウマがあります。

ヒルデガルトが「詮索なんかしないで彼本人を受け入れてあげて!」

と言ったのもさもありなんで…。

私がヒルデガルトと同い年の頃、

私がPさんに文字通り耳っ丈(ドイツ語では首っ丈のことを耳っ丈といいます・笑)で。

両親から結構心配がれていました。

そしてPさんの出生とか、歌い方とか、クセとか、

いちいち詮索入れられて。

自分でもかなりしんどくなっていましたショボーン

そのためPさんの録音、

聴けるものより聴けないもののほうが多いぐらい。

でもヒルデガルトもほっとしてくれたみたいだし、

この件については乗り越えられるような気がしてきました。

 

しかし・・・。

 

他人が彼に対して何を言っても

自分が彼のことを信じていれば

なんくるないはずなのですが・・・。

 

こんなにも大好きな彼に対して、

得体の知れないエニグマ

自分の中にあるのです…。

 

その正体が…全く分からない。

全く心当たりがない!!

 

いちファンとしてのおのろけでは説明できない、

彼に対する申し訳なさ。

彼を知ってしまったことへの罪の意識。

彼の写真を見ると持ち上がる封印したくなるなにか。

 

一体何回…彼が宿っているものを物理的に破壊したか。。

 

そのエニグマの正体が…。

 

突然発覚したのです!

 

 

朝が苦手な理由を教えてください!でセルフ前世やったら出てきてしまった巨大なトラウマー!!

 

フランスの動物園で飼われていたファラオワシミミズクの私。

Pさんはその私が一番信頼していたトレーナーのフランソワ

第二次世界大戦のさなか、

ドイツ軍に攻め込まれ、

動物園には火がつけられる。

フランソワは命がけで愛鳥を逃がし、

炎に飲まれて死んでしまう。

間一髪逃げおせた私は、

自分のせいでフランソワを死なせてしまった…

とずっと罪の意識にさいなまれている…。

そんな悲しい過去世でした。

 

これを・・・。

成仏させないで・・・。

Pちゃんの(いつなのかまではしらないけれど)新たな人生への門出を・・・

日本から案ずるなんて・・・

 

できない!!

 

ということで・・・!

 

いままでも何度か試みてはいたのですが。

いよいよ彼、エスコバル(仮)を中間世に送る!

差し迫った理由もできたし!

やるしかない!

 

…と全身全霊をかけて!

トラウマ、癒やしてきましたー!

 

過去世の癒やし方は根本さんのブログでも紹介されています!

 

 

 

私はちなみにハグ、わりと得意ですおねがい

得意ーというかやるって段になると抵抗なくできるというか…。

でも今回の場合相手は「ミミズク」なので、

気を遣うところはありそうですね!

 

* *

まず大変な事実が発覚!!

 

エスコバルくん、本当の名前(動物園での呼び名)は

フランクリン

だったようです!!

 

ガーン:なに君、雷みたく飛んでいたのかい?!

 

いやぁ…でももう私の中では「エスコバル」が定着してしまったので…。

 

本名:エスコバル・フランクリン

 

で行きましょう・・・。

 

(あとすみませんアンクレットの位置左右間違えてます照れ汗

 

これからも私からは「エスコバル」って呼ばせてね!

 

さて。

 

火事で焼失した動物園近くの森で日々を過ごすエスコバルですが、

ある日2人の男性が、エスコバルのいるすぐ近くを通りかかります。

 

誰だろう、悪い人ではなさそう。

ドイツ兵でもなさそう。

 

この2人。

動物園で働いていた飼育員さんたちでした。

火事があったとき現場にいたのか不明ですが、

とりあえず生きていたようです。

 

片方(若くて情にもろそうな方)は名前、カスパール?フランスだからガスパールかな?

という気がしました。

 

 

見た感じ、若手のガスパール(仮)と中年のベテラン飼育員みたい。

フランソワさん、やっぱり。

お国事情でエスコバルが殺されるとなったら、

愛鳥を逃がすつもりでいたみたいね…。

まさかそれが…動物園焼き討ちとは想定外だったでしょうにショボーン

 

ガスパールくんはそして、フランソワの部下だったのか、

鷹匠の経験がありそうです。

手の振り方とかが猛禽トレーナーのようでした。

 

でも。

猛禽って本当に信頼しているトレーナーの言うことしか

聞かないって言います。

エスコバルも。

ガスパールくんのことは軽視しています。

そしてベテランさんのほうが、お尋ね者のエスコバルを保護すると

自分たちの命が危険になることを知っていて、

ガスパールを止めます。

 

でも・・・。

 

 

ガスパール、エスコバルをフランソワさんに会わせたいんだね!

(あれ上司に「あいつ」ってどういうことだ(笑)

まあたぶんフランス語版「親称」ですね!)

 

エスコバル、彼についていっておやり!

 

するとエスコバルはふわりと舞い上がって、

ガスパールくんの腕に止まりました。

 

場面は変わり。

 

お墓の前に来ました・・・。

お弔い…してもらえたんだね、フランソワ…。

なんとなくですが、飼育員たちが懇願してお金とか出し合って、

お墓をたててあげたような気がします。

 

フランソワさん。

みんなから愛されていたんだ・・・。

 

するとエスコバルは急に、

町に向かって飛び始めました。

まるで自分の行くべきところがわかったというように。

お墓ごしにフランソワの声が聞こえたのかもしれませんし、

動物の勘が働いたのかもしれません。

 

石畳がみえてきます。

むっとするような灰色の空気につつまれ、

古くさいアパートがひしめいています。

その一室。

フランソワさんのお家。

その窓にエスコバルは舞い降ります。

 

中から金髪青い瞳の女性が飛び出してきます。

娘さんかな?

さらに、少し年老いたお母さん、つまりフランソワの奥さんも

現れます。

 

「ママ!あれ、パパの愛鳥じゃない?フランクリンじゃない?」

 

2人ともとても驚いています。

 

戦局は悪化する一方。

ただでさえ生活難で命の危険にさらされている日々。

それでも2人は喜び、「パパが帰ってきた!」と、

エスコバルを保護します。

 

2人にもおそらくはエスコバルがお尋ね者であることが

分かっていたでしょう。

それでも。それでも。

2人はエスコバルをかくまうことにしたのです。

 

そして…。

ほっとするのもつかの間。

 

その年の暮れ、クリスマスのころに、

一家はエスコバルをかくまったことがバレ、

当局の軍隊に攻め込まれて皆殺しにされてしまいます…。

 

一瞬だけちらっとみえた銃殺の場面は…。

お国のひとの発砲だったのね・・・ゲホゲホ

 

娘さん、お母さんが殺されるのをみてエスコバルは。

 

なおも自分を責めるエスコバル。

そんな彼をそっと腕に抱えてあげます。

 

ううん、そんな風に思わないで!エスコバル!

フランソワさんも、奥さんも、娘さんも、

あなたと一緒に入れてとってもとっても嬉しかったの!

 

ガスパールさんも、そして奥さん、娘さんも、

あなたを保護したら自分たちの命が危ないことぐらいわかってた。

でもそれはあなたのせいじゃない。戦争のせい。

みんなでよってたかってしなくてもいいことをしている。

そのせいで何の罪もないあなたが苦しむことになっちゃった。

苦しむあなたをフランソワさんの一家はなんとか助けたいって思った。

あなたのせいで殺されるならむしろ本望ってぐらいに…

あなたを助けたかったの。

 

 

・・・。

 

今までずっと罪を背負ってきて、辛かったよね。切なかったよね。

もう、苦しまなくても良いんだよ。

 

フランソワさんのところ・・・行きたい?

 

 

えーん

 

雲をすり抜けるようにして中間世に辿り着きます。

鉛色の暗い空間に、フランソワさんがいました。

 

エスコバルを見て、驚き、少々残念そうに、

でも両腕を広げて迎えてくれました。

 

「フランクリン!もう来ちゃったのか?せっかく逃がしてあげたのに!お前には生き長らえて欲しかったよ!」

 

フランソワさんをぎゅぅっとハグします。

 

いいえ、フランソワさん。この子はあなたといるのが一番幸せなの。あなたが願う幸せが、この子にとっての幸せとは限らないのよ。

 

腕に止まったエスコバルを優しくなで下ろしながら、

フランソワははっとしたよう。

 

「そうだったのか…。ごめんな、フランクリン。気持ち、分かってやれなくて」

 

フランソワさん、この子は自分のせいであなたを死なせてしまったとずっと悔やんでいました。すなおにワンテイクで逃げていれば、あなたにもきっと助かる時間があったって…。でも、そうではないよって、どうかあなたから、彼に伝えてあげてください。

 

「…おいおい、フランクリン!それは思い過ごしだ。俺はお前に、俺の分まで長生きして欲しいってそう思っていた。紐につながれたミミズクから自然に帰って、一羽のミミズクとして長生きして欲しかったんだ。少なくとも、お前を戦争の餌食にだけはさせたくなかった。…でもそれは全部押しつけだったんだな。あのとき一緒に死んでいた方が、お前は幸せだったんだな…。…ごめんな、フランクリン、あのとき、殴ってしまって。本当にすまなかった。だけど。お前があのときワンテイクで逃げていてもいなくても、俺は助からなかったよ。あそこには他にも助けてやりたい動物はいっぱいいた。…でも、でもそのなかでまっさきに…お前を戦争の手から救い出してやりたかったんだ」

 

フランソワさんはそのあともずっと、言葉の限りをつくしてエスコバルに謝りました。

 

殴ってしまったこと。

自分の思う「幸せ」や「不幸せ」を押しつけてしまったこと。

 

何度も何度も謝りました。

 

言葉が通じなかったのだもの。

仕方が無かったのよ。

でもフランソワ、あなたが願う幸せも、とってもよくわかる!

自分に責任のある飼育員ならきっと、

同じ状況に立たされたら同じことを願うと思う。

あなたは本当に立派なひと、

誰からも愛される、信望に厚いお方です!

 

エスコバル。

もう…自分を責めることはないよね?

これからはずっとフランソワさんと一緒にいられるよね?

 

 

えーんえーんえーん

よかったよー!!

 

このあとフランソワさんの魂は、

あるドイツ人の体に入るんだよ!

フランソワさんと同じぐらい、

立派な人格を持った方!

とっても声がすてきで、

とってもお歌が上手な、

ふくろうさんみたいにお胸が大きい

テノール歌手の体に入って、

君を探しに来てくれるからね!

 

ニコニコ

 

フランソワさんのところに行きたい!ってエスコバルが翼を広げたあたりでぶわっと涙が出て…。

久しぶりに目が痛くなるほど泣きました。。

 

でも!かなりしっかり、癒やしてあげることができたと思います…。

エスコバルも。それからフランソワも。

 

 

ということで!!

 

作っちゃいました!

エスコバル・フランクリン(ハロウィンのすがた)

 

Teyneyfeltさんのプチ展示会の合同作品として出品します!

どんな感じで展示されるやら。

また情報が出たら紹介します!

 

それから!!

 

数年来封印していたPさんの録音聴きながら!

マチカネタンホイザくんを作り上げました!!

Pさんといえばタンホイザーのイメージなので…。

 

彼はただいま、ぬいぐるみの旅さんのお馬の宴会に

出向いております。

騒動巻き起こして帰ってこないことを祈ります…(苦笑)

 

タンホイザくんも展示会に参加予定ですが、

そのときには革ジャン&エレキギター

スタイルで飾りたいのー!

 

私が初めて舞台でPさん聴いたのが、

そういうタンホイザーだったので!!

 

しかし!

 

ギターアンプも置いてないヴェーヌスベルクで、どうしてエレキ片手に弾き語りできたやら。

 

三毛猫:示威行為ってやつかにゃ。

もぐもぐ:まー読み替えが単純すぎたってだけだと思う。ヴァルトブルクはクラシックギターっぽいの振り回してたし。

 

なにはともあれ。。

 

現世のトラウマも

過去世のトラウマも

癒やすことができたようなのでニコニコ

 

これからがんばって・・・作品作ります。。ゲロー

 

 

…がんばるよ!