自分自身で前世を見る『セルフ前世療法』
を推奨している私ですが、
トラウマ前世を見てしまったら
どう対処すればいいか？
セルフでできることをお伝えします。
「言葉かけ」の次に重要な、
というかもう一つの柱は
過去世の自分を抱きしめる
（ハグする）ことです。
「言語化する」という理屈の部分と、
「抱きしめる」という理屈を超えた部分
の、両輪があって初めて
トラウマを受け入れることができます。
1．「つもり」でいい
日本人にはハグの文化が
もともとないので、
苦手な人はたくさんいます。
イメージワークの中で
「ハグしてください」というと
どうしていいかよく分からなくて
困惑する人も多いです。
実は、私も割とそうでした(笑)。
大事なのは「つもり」なので、
どうやっていいか分からなくても、
できたかできてないか分からなくても、
とりあえずやってみるでOKです。
2．これは自分なんだ、と思いながらやる
割と客観的に過去世が見える人もいるので、
他人事だと思わずに、
「これは自分なんだ」と思って
やってみることを勧めます。
3．なるべく五感を使う
イメージの中で、可能な限り
「体感」も感じてみます。
体つき、体の大きさ、体の柔らかさ、
体の温かさ、衣服の感触、衣服の厚み、
などなど、可能な限り
「体感覚」「皮膚感覚」も使います。
可能ならば匂いも感じると意図します。
ただ、最初からできる方は
そんなに多くないので、
あくまでそう意図してみる、
だけでも構いません。
4．エネルギーを感じてみる
抱きしめるイメージを通して、
過去世の人物を「エネルギー的に感じる」
ということをやってみます。
これはもう、説明はできないので、
やってみるしかありません。
前世を「見る」「知る」だけだと、
本当に理解したことになりません。
前世を「感じる」時に初めて
本当にわかることができます。
5．「今はそうなんだ」という段階もある
過去世の自分がすごく「嫌だ」と感じ、
こんな奴、抱きしめたくない、
と思ってしまうケースがあります。
2．自分だと思ってやる
4．エネルギーを感じる
をやるとできるようになることが
多いのですが、
それでも嫌な時があります。
また、過去世の自分が生身ではなく
「まるで棒のように」とか
「まるで石のように」とか
無機質で感情がなく感じられる、
反応がない、というケースがあります。
自分自身なのに、繋がることができない、
という現象です。
それは傷が深すぎる状態です。
セルフにはいろいろ限界がありますが、
ここが一番難しいところなので、
できない人がいるのも仕方ありません。
このケースでは、「ああ、今自分は
このプロセスができない状態なんだ」
と認識するだけでも大事なことです。
このような現象が起こるのは、
人生の中で辛いことがたくさんあった
場合がほとんどです。
何日も、何回もかけて、ゆっくり
抱きしめられるようになればいいのですが、
もしうまく進まなかった場合は、
ちゃんとセッションを受けることを
強くお勧めします。
ケースも少ないだろうし、
書いたからどうなるっていうんだ？
とも思ったが、
まあ、いちおう書いた(笑)。
これ、やったことのない人が
文章だけで読むとナンジャコリャですが、
このプロセスができた時の破壊力は
計り知れないものがあります。
『セルフ前世療法』には書いていないので、
万一ここまでできるようになっちゃったら
ここもどうぞセルフで！
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