私立一般直前期!第一志望優遇・オープン受験者の現状が見えてきた | ぶらり転勤族☆高校受験までの道のり

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2021年度に都内公立中学に進学し、2024年度に高校受験を迎える超マイペースな娘と、おバカな母ちゃんの子育て受験日記。出来の悪い母ちゃんが迷走爆進中(笑)子供と一緒にどこまで成長出来るか?を記録していきますよ。

私立一般入試まで残り12日となりました。



昨年より単願推薦合格者が大幅に増えた娘の志望校ですが、一般受験者の情報交換の活発化も見られ、少しずつ各受験者の目標点などが見えてきました。



過去問記載による昨年までの合格最低点が、およそ5.8〜6.6割。



点数にすると素点174〜198/300くらいになります。



ここに、第一志望優遇の加点が20点加算され、総合点194〜218/300点くらいが合格可能な点数と言われていました。



学校説明会や在校生の話でも、200点くらいが合格可能圏と聞かされていたので、多くの受験生がこのあたりを目標に対策を進めていたように感じます。



そして、今年単願推薦合格者が増えたことで、一般受験の募集枠が削られるであろう…という予想から、各受験者も倍率が上がることを前提に過去問の点数を底上げしようと対策を進めているわけですが…


  • 国語と英語はそこそこ取れるのに、数学だけがどうしても伸びない…。
  • 数学の新傾向問題が難しすぎる…。
  • 英語長文問題が多すぎて最後までたどり着けない…。
  • 3教科とも平均6割、頑張って7割行くか行かないか…。
  • 今年の一般受験は合格が難しいと先生に止められた…。


など、難易度の高い数学や英語長文問題(英文の問題文あり)に苦戦している子が多く、中には志望校変更を検討している様子も見られました。



その中でも特に気になったのが、単願推薦入試前によく見かけていた“合格最低点前後で点数に不安を抱えていた子”の姿が消え、“素点7割くらいの子”の姿が増え始めたことです。



全体的に受験者の点数が底上げされることで、素点210〜220/300点くらいを目標にする子が増えたのですが、この点数で合格できるのか心配…という声が増えたんです。



ところが、この点数が取れる層はVもぎで高校偏差値+5くらいが多く、また、志望校より1ランク上の他校私立過去問で演習する子もいるので、受験者の中では学力が高めな方。



その子たちが、合格できるか不安に感じ始めている…という、非常にカオスな状況になっています。




また、受験者以外の方からは、“これだけ単願志望が増えるなら、来年は内申基準を上げないと受け入れできなさそう…”や“今年は確実に合格最低点が上がるから来年は難化しそう”との声も上がり始めました。



我が家は古い過去問も使用しているので、2012年度まで遡って合格最低点・出題難易度・偏差値推移なども確認済みですが、確かに10年前は今よりも偏差値+4あり、当時の出題傾向や難易度は、ここ最近の年度よりも上なので、出題の難化や内申基準上昇も普通に考えられるな…と。



特に10年前の出題傾向に関しては、英語長文は今の1.5倍長く、英検準1級の英単語数も今よりも多く、かつ、注釈説明は少ない…という難易度。



数学は中3単元の割合が多く、多少余力のあった娘でも制限時間ギリギリで何とか解き終わる…くらいハードなものだったので、万が一、今年難化傾向になったとしても対応できるように!と、1段階更に上を目指す対策に切り替えたところです。DASH!




正直、第一志望優遇なら当日点さえ取れれば合格できる可能性あるじゃん?内申使わないなら学力相応の高校にチャレンジできるじゃん?…くらいの考えでスタートしましたが、ここまで精神がガリガリ削られるとは思いもしませんでした。

主に親の私が…



総合点勝負という意味では都立一般入試と全く同じですが、私立は内申基準を満たした単願と、併願滑り止めに使われるため、受験者の学力が高くなりがち…ってのが地味にキツイ。



高校受験案内や私立Vもぎ成績表の合格者分布を見ると、



推薦合格者が高校偏差値−8〜+10

併願含めた一般受験合格者が−8〜+15

ボリュームゾーンが±2〜3



なのですが、+5以上が合格者全体の2割前後を占めるってのが一番の気がかり。



どう考えても過去問8〜9割取れる人は確実にいますし、今年のように単願推薦合格者が増えたことで上がる倍率や、難易度が高い新傾向問題で丸ごと15点失点する可能性もある…。



最後まで油断せずに対策していこう!と娘共々気合いを入れ直して頑張ろうと思います!