当日点が足りない!?私立高校・自校作過去問の対策方法 | ぶらり転勤族☆高校受験までの道のり

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2021年度に都内公立中学に進学し、2024年度に高校受験を迎える超マイペースな娘と、おバカな母ちゃんの子育て受験日記。出来の悪い母ちゃんが迷走爆進中(笑)子供と一緒にどこまで成長出来るか?を記録していきますよ。

※1/27に加筆しました※


私立高校入試まで残り約1ヶ月ですね。

 

 

過去問対策は順調に進んでいるでしょうか。

 

 

さて、今日は通塾なしの我が家がやっている過去問対策について、写真を混じえて解説していこうと思います!

 

 

使っている過去問は声の教育社、志望校は中堅私立になりますが、過去問の進め方が分からない人向けにまとめてみたので、是非参考にしてみてください。

 

 

過去問対策は、出題傾向を知るところからスタート

 

まずは、解説にある各問題の文頭部分に注目!

 

 

写真は英語になりますが、適切な語句を入れる問いや、英語長文の内容を把握する問いがあると分かります。

 

実際に出題された問題と見比べながら、どんな問題が出るのかを知っておきましょう。


自校作問題は、その高校が求める学力に合わせて作られているので、過去問の出題傾向や問題難易度を把握しておくと、どの程度の対策が必要になるのか予測しやすくなります。


 

そして、↓の写真は、出題傾向・問題数・配点をExcelで一覧にまとめたもの。

 

子供の負担を減らすために私の思いつきでコツコツ作りましたが、これが出題傾向の把握にメチャクチャ役立ちました。
 



写真は数学一覧になりますが、色分けしてあるとおり、毎年出やすい単元から対策しておくべき単元の優先順位が把握できます。


娘の志望校の数学なら、


①計算問題の基礎〜応用

②一次方程式の応用

③y=ax²と直線

④y=ax²と1次関数グラフ


が優先的に対策すべき箇所で、


⑤平面図形・空間図形

⑥新傾向(N進法、動く点P、場合の数、濃度など)


は、得意不得意や点数を見ながら対策量を決めました。


実際に過去問を解いた時間感覚から、各大問にかけられる時間配分の目安も考えました。

 

 

また、↓の写真のように、毎年問い方が同じ問題もあります。

 

 

この問題は、「傍線部 a~e」を漢字・カタカナにする問い方で、必ず各大問の小問1で出題されるので、まず最初に「傍線部を探すところから始めれば良い」ことが分かります。

 

各大問に取り掛かるときのルーティン化ですね。

 

 

失点箇所の理由をしっかり把握して対策に繋げる

 

過去問の解きっぱなしは絶対にダメ!

 

失点箇所にも色々理由があるし、その理由次第で対策方法が変わってくるからです。

 

 

写真は、数学の円周率の定理や三平方の定理など、授業で習っていない未習単元があった9月に初めて解いた過去問の解答用紙です。

 

元々、定期テストなどでも時間が足りなくなるタイプのため、解くスピードの遅さ、問題の見直しができない余裕の無さは以前から問題視していましたが、過去問でも同じことが起き、時間を計って演習する対策を追加しました。

 

未習単元は、過去問をやる以上、終わっていなければ先取りするしか無いです…。
 

 

過去問の出題難易度にも目を向けながら、失点した単元は問題集に戻って演習し直す

 

過去問は、過去問が全て解ければ終わり!では無いと思っています。

 

入試問題はいつでも初見問題になるので、過去問と同等の問題がしっかり解けなければ失点に繋がるからです。

 

以下、上のような失点原因を元に、各科目でやった対策と使った教材です。

参考程度にどうぞ~。

 

 

【英語】

 

長文読解に時間がかかっていることが分かったので、教科書や問題集の英語長文を音読しながら同時翻訳する対策を追加検討。

 

いわゆる高校英語で重要になる5文型(SVOC)理解スラッシュリーディング(英文を頭から読む)を取り入れよう!と思ったのですが、実は中2後半頃から既にやっていたそう…。

 

ならば、単純に読むのが遅いんだな!と判断し、英語長文音読を毎日1つずつやり、5文型とスラッシュリーディングを強化することにしました。

 

以前、英検3級対策でやったフォレスタ英単語の1行英作文が役立ったのか、どの出題であっても満遍なく解けていましたが、前回やった過去問で英検準2級~1級の英単語も少し混じっていることに気づき大慌てあせる

 

教科書、ランク順中学英単語1850Weblio(ウェブリオ)英和辞典アプリなどから意味が分からなかった英単語の難易度を確認し、注釈説明や文脈から想定できる程度の英単語と分かり、対策なしでも大丈夫!と判断。


また、長文問題の解き方を確認したところ、以前は本文にある程度目を通した後に問題を解いていたそうですが、今は先に問題文に目を通し、内容真偽や要旨把握の問題があるか?を確認した上で本文をどこまで把握する必要があるのか?を判断しているそう。


内容真偽や容器把握が無い場合は、問題文に必要な箇所を本文から探すだけで解ける問題も多く、どう解くか?の振り分けをして時短に繋げたようです。

 

 

対策結果: 過去問で8~10分時間が余るようになった/長文の分からない英単語・文法が減った

過去問点数: 80点以上で安定

 

 

【国語】

 

品詞や四字熟語は、他年度でも出て1問・配点2点で、解けたり解けなかったり…という状態。


対策に時間がかかるので、国語の便覧や漢字ドリルなどに載っている最低限だけ対策し、失点しても良いや!という扱いに。


国語は元々苦手でしたが、学校ワークの解説には必ず目を通し、感覚的に解かず解き方のポイントを抑える学習方法を続けてきたおかげで、割と初回から安定した点数が取れました。


学校の漢字ドリルを消化しながら、塾教材のフォレスタゴールを使ってひたすら入試演習。


長文読みにも慣れ、毎回時間を計ってやっているせいか解くスピードもアップ。

 

 

対策結果: 余り時間が5分→8分→18分に伸びた

過去問点数: 90点台で安定

 

 

【数学】

 

未習単元は、パーフェクトコースの参考書を使って先取り学習することになりました。

 

どうやら三平方の定理が苦手の様子…汗


3教科の中で数学の難易度が一番高いので、基礎の理解漏れが無いか確認するために、過去問と参考書を比較して出題難易度を分析


基礎問題は学校ワークで演習し、パーフェクトコースの問題集フォレスタゴールでひたすら入試演習


割合的には、基礎演習≪≪入試演習。


新傾向問題は、中学受験算数のような問題が多かったので、考え方を増やしたり、思考力を上げるのを目的とし、塾技算数で対策


高1の数Aでも場合の数などは学習するので、土台作りも兼ねて、中学単元を使わない基礎の基礎まで戻って理解を深めるようにしています。

 

対策結果: 計算ミスが減った/過去問の問題難易度と問われ方を把握した/5~10分時間が余るようになったが年度によっては心配…

過去問点数: 未習単元が無くなり80点以上で安定

 

 

 

現在、第一志望の過去問は4年分5年分終わったところで、過去問ベースの対策で素点 9.3~9.5割程度(280点台/300点)まで伸びました。

加筆前から過去問1年分増えましたが、点数はキープ中です。

 

 

第一志望は中堅私立の大学附属。

 

 

合格目安点は6割後半くらいですが、ネットにある受験生の口コミによると、高校偏差値+7くらいある子でも過去問は8割程度の様子。

一番難易度の高い数学は7~8割応用問題なので、数学で足を引っ張る子がかなり多いようです。

 

 

一方娘は、初回の都立Vもぎでは偏差値60あったものの、その後下がり続けて12月の私立Vもぎ偏差値は53…。滝汗

これマジやで…。一番酷い時で第一志望の合格率20%…。

 

 

こんな状態でも、過去問の出題傾向や失点原因をしっかり把握した上で対策すればちゃんと伸びる!ってのが過去問対策の凄いところです。

 

 

娘も、初回の過去問では「解き終わらない」「少し問題が難しいかも…」と言っていましたが、分析を続けたことで過去問の問題難易度がしっかり把握できるようになり、高校側が求める学力が分かるようになったことで、対策すべき箇所がハッキリ見えたそうです。

 

 

私立一般入試まで、残り28~30日くらい…?

 

 

まだまだ対策できる時間が残っているので、最後まで諦めずに1点でも多く点数が伸びるよう過去問対策をしっかりやっておきましょう!

 

 

我が家もこの調子で合格を勝ち取れるよう、引き続き頑張りたいと思います!!メラメラ