【千葉・成田】ワットパクナム日本別院

在京タイ王国大使館のＨＰにも載っている、由緒正しいお寺

　成田ゆめ牧場へ行った帰り。
　
　こんな看板を発見したら、タイ好きとしては見過ごせる訳がない。
　

　「これが噂の、成田にあるタイのお寺だろうか！」と行ってみたら…
　

詳しい地図で見る
　
　
　どこからどう見ても、タイのお寺
　

　堂内には、久しぶりに見る、金ピカのお釈迦様
　

　バンコクにあるワット・パクナム・パーシーチャロンは、アユタヤ王朝時代の後期に建立され、
　タイのなかでも規模が大きな寺院。
　
　前僧正のプラ・モンコンテープニー（ルアンポー・ワット・パクナム）の瞑想の教えが有名。
　
　日本別院は、アメリカやニュージーランドなど海外にあるワット・パクナムの海外寺院と同様に、
　テーラワーダ（上座部？）仏教国でない国に住むタイ人のために開設した寺院。
　
　成田市の郊外、大栄町に１９９８年にオープン。
　タイ国と同じ２２７の戒律を堅持した僧侶５名が派遣されている。

　海外にも、ハワイの出雲大社など、在住日本人のために日本のお寺があります。
　
　それと同様、在住タイ人のために造られたお寺。
　門の工事をしているのも、お参りしているのも、みんなタイ人！
　
　
　こちらは、本堂奥の建物の前に祀られていた、お釈迦様。
　日本（大乗仏教）では色々な仏像があるけれど、上座部仏教ではみーんな釈迦如来。
　

　「アーカーン…何の建物だろう？」と、懐かしのタイ文字を読んでいたら…
　お参りしていたタイ人の方が「ここ、入っていいよ！」と流ちょうな日本語で教えてくれました。
　
　中に入ると…
　
　
　お釈迦様と、エライお坊様。
　
　タイ仏教では派閥はあるけれど宗派はなく、

　「○○宗の開祖」というより、「あのお寺のあのお坊様」という感じで慕われるようです。
　

　プミポン国王の写真も飾ってありました。
　
　私がタイにいた時はお元気だったのに…
　今も入院中とのこと、早く元気になるといいですね。
　

　元気といえば、さっき「入っていいよ」と教えてくれたタイ人の方がやってきて、
　
　「明日（7/26）はお祭りなんだ！みんな集まって、屋台も出て、賑やかだよ！
　　僕は豚を５ｋｇ焼かなくちゃいけないんだ！」
　
　と、楽しそうに話してくれました。（もちろん流ちょうな日本語で。）
　
　
　何の日か調べてみたら…

　アーサーハブチャー（三宝節）の日で、お釈迦様が最初に５人の弟子に説法をした日。
　
　お釈迦様が悟りを開いてから７週間後、修行時代の友人５人に初めての説法を行い、
　その５人が僧侶になったことから、「仏・法・僧」の三宝が成立。
　
　次の日がカオパンサー(入安居)であるため、人々は朝からお寺に托鉢をしにいき、
　夜はろうそく・線香・お花を持ちお寺の本堂を右回りに三周します。
　
　タイ国内の僧侶はこの日から本格的に寺にこもります。

　サバーイな事が大好きな、タイ人。
　いつもは静かな田んぼに囲まれた旧大栄町（現成田市）が、とーっても賑わったのでしょうね☆
　

　タイのお寺のお釈迦様にお参りしたから、来月こそ３度目の正直でタイに行けるはず！

　　ワットパクナム日本別院　http://kawai.servebeer.com/~masahiro/wat/

　
　さて、ここでお知らせ

　7/31～8/1　「第８回タイフェスティバル in 大阪 2010」

　ATCアジア太平洋トレードセンターピロティ広場
　http://www.thaifestival.net/schedule/2010ohsaka.html
　
　8/7～8/8　「東京・タイロイカトン祭2010」　日比谷公園噴水広場
　http://www.itdaschool.jp/loi2010/loikaton2010index.htm

　タイ好きな方は、行ってみましょー！

　行ってみたい！と思ったら、ぽちっとな♪