難治てんかん児のパパ日誌 -7ページ目

意識消失で救命

いま救命で処置中です。

10:30頃から両眼が上転し、20分後から嘔吐を繰り返し、ずっと意識が戻らなかったため、救急車を手配しました。

今月に手術を控えて、T大学病院に確認した上で救急車を呼んだわけですが、救急車が来るまでの間に、てんかん治療以外(風邪など)でかかっているM病院に連絡して、救急車の方にはM病院に運んでいただきました。

まだ意識は戻りません。

一昨日にインフルエンザにかかり、タミフル服用で状態は安定していたのですが、突然急変しました。

今のバイタル
呼吸30、脈拍120、サチュレーション95
血圧110-68

サチュレーションがちょっと低いのでマスクをしていますが状態は安定しています。

ただ手足が冷たいので暖かくなってから検査する予定です。

次の週末に入院でインフォームドコンセント、週明けにオペの予定ですが、ずれるかもしれません。

5回目の開頭手術へ

約2年ほどかいとに関するブログから
遠ざかっていたのですが、5回目の開頭手術に
向けて準備が進みだしたので、徐々にブログを
復活させていこうと思います。

かいとももう6歳になりました。

これまでのかいとは夏に約2年間のケトン食
療法を終えました。

今のかいとをみるとケトン食療法は一定の
成果があったことを実感します。

ケトン食療法中は、行動は活発でどこまで
でもズリ這いて来てしまう。大きな声は
出すし、夜中まで起きていて元気でした。

ケトン食療法を止めて間もなく、あまり
動かなくなり、寝ている時間が増えている。

発作も増え発達ともに悪化している印象です。

ケトン食療法中の発作は、数秒から数分間
右手右足のけいれんが日に数回程度でした。

ケトン食療法を止めてからは、突然意識消失を
して、前に倒れる発作が出現しました。

座っている状態から前に倒れ、頭を打ちつける
前に意識が回復し、手をつける状態が今では
意識が戻らないまま、頭を床に打ちつけて
しまいます。

手足が強直して意識を失って(目は左上を
向いて)けいれんする発作も増えました。

最近は発作中に声を出すので、気づくように
なりました。

大きくなったから以前よりも体力があって
安心ということですが、感情が豊かになった分、
痛い思いをさせることに気が引けます。

ただ手術適応であること、この先長いかいとの
一生を考えれば、一時的な苦痛は乗り越えて
もらうしかないのかもしれません。

父の告別式

今日は父の告別式。

慢性腎不全で人工透析をするようになり20年余り。

肺炎で亡くなりました。

2月11日
母から連絡を受け、入院先の病院から父が心停止したと連絡があったとのこと。

僕が病院に着いたときは死亡確認後でした。

父は、亡くなる数十分前には看護師さんとお話ししていて、看護師さんが点滴交換に再訪したら、心停止していたとのこと。

年末から肺炎を発症して、CRPが25くあり入院が決定。1週間後にはCRPが9。

それから1ヶ月余り、抗生剤を打ち続けてもCRPは下がりませんでした。

数年前には弁膜症で、1つの弁しか機能しておらず、いつ心臓が止まってもおかしくないと言われていました。

もともと人工透析で胃よりも肥大して弱った心臓だったので、限界だったのかもしれません。

退院したら施設に入る予定で契約していました。

父は家に戻りたかったところ、母も父の介護で限界だったので、究極の選択でした。

僕の誕生日が過ぎてから亡くなった父、、、家に帰りたくて仕方なかったんだ、きっと。


最後までごめん。おかえりなさい。