WE真空管ラインアンプ改造(3) | 宰府の梅だより

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イメージ 1出力トランスの換装から
始めます。
タンゴのNP-8から
タムラTN-6への
移し替えです。

タムラの端子板は
大きく、タンゴの30φ
丸穴では無理なので
外付けとし、配線は
中継用の立ラグを設け
繋ぐことにしました。

何ともはや酷い方法で、
普通では絶対にしては
イメージ 2
いけませんね。

アンプの上面の様子
です。トランスは置いて
いるだけ・・。

回路は二次の20kΩ
側を1μFで直流カット
したクラーフ結合、
一次側の600Ωから
ライン出力という
一次二次逆の
イレギュラーな使用
です。

イメージ 3
先輩諸氏からお叱りを受けそうですが、
この状態で恐る恐る
試聴をしてみました。

この状態ですから
さぞ盛大なハム音が
と覚悟していたの
ですが・・・予想に反し
静かです。シンとした
感じで静粛性は
NP-8よりも上です。
トランスの配線で、
E端子はシャーシに
落としたのですが、
面倒でしたので
シールドのS端子は繋がずオープンのままです。にも拘らずこの静粛性は驚きです。よほど厳重に
対策が施されているのでしょうか。

さて音質ですが、これまた予想を越えて大きく改善しました。NP-8の時の神経質な高域が影を
潜め、中音~低音域が前に出てくる力強い音に変化しました。内部抵抗が高くラインアンプ用と
しては疑問視していたWE102Fが蘇りました。高域の抜けはNP-8にやや歩がありそうですが。
それからゲインは思ったほどは上がりませんでした。

心配していた一次二次逆使用ですが、音を聴く限り歪や不自然なピークもなく全く問題ありません。
現場でどのような使い方をしても許容する業務用機材としての本領発揮でしょうか。

これだけの実力を見せ付けられたら決まりです、出力トランスはTN-6に変更します。ご紹介
いただいたムギス様には改めて感謝です。

ラフマニノフのピアノ前奏曲を聴いています。低域の響鳴が綺麗です。高音が綺麗なことはよく
ありますが、低音が綺麗と感じるのはあまりありません。
ピアノの他に好きなチェロ、ホルンを聴きましたが、厚みがあり豊かな音ですが不自然に膨らまず
すっきりしています。出力トランスでここまで変わるものですね。
尚、試聴時のパワーアンプはWEVT-25Aシングルアンプでした。

駄耳と乏しいボキャブラリーで的確な試聴の報告となるか大いに心配ですが、ご参考になればと
思います。