※コミックス派の方ネタバレ注意!コミックス41巻の続きは3月号からです
今月のテニコレではキミ様のパーリーナイ歌唱シーンをイメージしたグッズの紹介や『合宿所の日常』シリーズ等の紹介です。財前がブログ用に撮影したってコンセプト良いですよね……
Golden age 419 ラケットに込められた想い
う 嘘やろ…
婆ちゃんに貰た
ワイの宝物のラケットが…
アオリ:絶望──!!
あの百八式より危険と言われた超ウルトラグレートデリシャス大車輪山嵐を何度も繰り出してきたラケットが破損!!
私まで絶望感に包まれてしまいましたが、そもそもウッドラケットでここまで来たというのがそもそも常軌を逸してます。寿命だったのかもしれません。
飛び散った破片を拾い集めている大曲先輩。ベンチの方では大石が身を乗り出してます。心配で力を貸してあげたいんでしょうね。
そんな大曲先輩に金ちゃんが声をかけてきました……
「マズイわ…」
「ワイこの1本しかラケット無いでぇ」
何ーっ!!!
マジのガチで宝物!?一張羅的な!
アオリ:どうする金ちゃん!?
テニス上手な人ってラケット何本も持ってるイメージなので予想外でしたが、そう言われてみれば金ちゃんは確かにラケットバッグすら持ってなくてリュックに直挿ししてますものね…
いつの回想なのでしょうか、四天宝寺中学校の校門前にテニス部の面々が集っています。
「ええい持ってけ俺の三千円!」
なに?賭け?
「金太郎さんの為なら今月のお笑いライブはガマンやわぁ♡」
もしかして金ちゃんにラケット買おうとしてる??
申し訳なさそうにお札を手渡す千歳、結構儲かってる財前…
「金ちゃんは俺たち四天宝寺の宝や!」
うっ いい先輩だなぁ
どうやらW杯が始まる前にみんなでお金を集めて金ちゃんに合うラケットを買ったようです。
「金ちゃん…」
「四天宝寺の皆からやで」
ああ…!なんて良いタイミングなのでしょう。
回想が始まった時は入部したての頃にラケット代をカンパしようとしたけど宝物だから…と断られ、それくらい大事なラケットだったって話かと思ったんですが、こんな形で渡されるなら金ちゃんの新たな宝物になること間違いなしです。
セダちゃん…
あの子が新しいラケットに慣れるまでは時間が掛かるわ
あ!!そういえば新品のシューズを試合に履いてくる愚か者はいません。
ウッドラケットと金属製のラケットはかなり使い勝手が違うのでこれは戸惑うこと間違いなしです。
ううん姉さん
彼はきっと…
すぐに慣れちゃうよ
あ!!確かに!!リョーマとかそうでした!
セダが試合を通じて対戦相手のことを理解していることにちょっぴり感動しました
「うおぉぉめっちゃ軽いでぇこのラケット!?」
ですよね!?
そうなりますよね?!?!
金ちゃんのプレイスタイル的に、四天の先輩たちは軽いラケットを選んだわけじゃなさそうなのでウッドラケットと比べて軽く感じているだけだと思います。現代のラケットは310g超えてたら重い部類ですけどウッドラケットは400g近くあるらしいので…
「…ほらネ」
「規格外すぎるでしょあの子」
「あの婆さんの仕業だな…」
もしかして白石のガントレット効果みたいな現象が金ちゃんにも…!?
「いや…」「スペインのギアも上がっちまった様だぜ」
確かに、金ちゃんがすぐに慣れてしまうことはセダも予測してましたし、あちらもすぐに対応してきました。
どちらもダブルスらしくなってきたところで6月号につづく!!
アオリ:決着へ…畳みかける──!!