社会をよくする投資入門 | チャウ子のそれでも本を読むのだ

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チャウ子のごった煮風500字読書日記
 地味に更新中f^_^

 

 

 

 「投資」というと胡散臭いものだと思われている風潮には

 げんなりすることがありますが、ただ世の中には本当に胡

 散臭い投資がいっぱいあることは確かなので「投資」を一

 括りにするのもどうかとは思います。

 私が若い頃、名前は忘れましたが「和牛商法」なるものが

 あり、よくマネー雑誌にも広告が載っていました。

 少し心が動いてやってみようかなと考えていたのですが、

 結局やらないまま時が経ち、あるとき友人と何気ない話を

 していたら友人がその和牛商法で詐欺に遭ったという話を

 聞きました。

 私は済んでのところでセーフだったようです。

 当時は若いし、イケイケどんどんの時代だったのでなんと

 かしてお金が欲しい、増やしたいと思っていたので上手い

 話があれば乗りそうだったのです。

 私も歳を重ねさすがに世の中にはそうそう上手い話はない

 というのは実感としてわかります。

 私の今のモットーは「株は株式市場で買う、投資信託はイ

 ンデックスファンドで」というものです。

 「株は株式市場で」というのは「市場」で買う。つまり例

 えば他人が「今度上場しそうないい未公開株がある」など

 と話を持ってきても乗らないということです。

 本書の中に例えば友人が事業を立ち上げるために社会的意義

 と可能性を語って自分に出資を依頼してきた場合に出資する

 のが所謂投資とあります。

 本来、本当の投資とはこういうものだとは思います。

 ただ、友人ではなく詐欺としてこういう風に近づいてくる人

 間もいるので気を付けないといけないのでは?

 もし、この例のように投資をするのであれば、本当にこの友

 人は信頼できるのか、もしこの事業が失敗して出資した額が

 0になっても自分が納得できるのかをよく考えないといけな

 いと私は思います。

 私にはそんな度量はないので「株は株式市場で」しか買いま

 せん。

 投資の本質について考えてみたい人にお勧めします。

 欲にまみれている人にも読んでほしい(^^; ★★★