チャウ子のそれでも本を読むのだ

チャウ子のそれでも本を読むのだ

チャウ子のごった煮風読書日記
 地味に更新中f^_^


好きなジャンルはミステリー、真っ当な投資本、会計の本、
夏井いつきさんの俳句の本などです。

新書はお値段的に手頃なので好きです。

好きな作家は東野圭吾、池井戸潤、高田郁、原宏一など。

花見が好きなため春が大好き。

阪神タイガースファン。

錦織一清さんのファン。
好きな歌は少年隊とFD18。

マザーハウスフリーク。






 

 

 

 群馬県警捜査第一課の葛警部は、上司にも部下にも煙たがら

 れる存在だ。だが、葛の捜査能力を疑う者は一人もいない。

 連続放火、見つからぬ凶器、遺棄されたバラバラ死体、不可

 解な立てこもりーー難事件の奥に潜む真実を、葛警部だけが

 見抜く。ミステリランキング三冠に輝いた、警察×本格ミス

 テリの金字塔。             ー裏表紙よりー

 

 

 5編の短編集。

 群馬県警の葛警部の推理が冴えるお話ですが、5編とも趣が

 違っています。

 「崖の下」は凶器が見つからない、凶器は何でどこに行った

 のか?

 「ねむけ」は交差点での交通事故の目撃者の証言が一致し過

 ぎているのは何故か?

 「命の恩」はバラバラ死体の犯人、動機は何か?

 「可燃物」は連続放火がピタッと止まったのは何故か?

 「本物か」はファミレスでの立てこもり事件の真相は何か?

 などなどいろんな引き出しがあるなと感心しました。

 「ねむけ」は目撃者の利害が一致したということでしょうか。

 本当にこんなことがあったら大問題だと思いますが。

 「本物か」は全然想像していない内容でした。

 普通、立てこもり事件と言えば外から来た犯人が立てこもり

 何かを要求するという筋書きだと思うのですが、完全に裏切

 られました。

 葛警部のつかみどころのないキャラ。クールと言えばそうな

 んでしょうけどなんとなくよくわかりません。

 人となりがもう少し語られていたらよいなーと思いました。

                         ★★

 

 

 

 

 

 シンプルだけどいちばん強いお金の増やし方。

 

 60歳からの株式投資

 定年退職してから億を築いた92歳現役投資家

 

 誰でもマネできる

 リョウジさんのシンプル投資術

 

 億を生み出す「株ノート」

 82歳からの「手書き」で資産1億円

 

 無理なく続ける「投資生活ルーティン」

 毎日のメンテナンスでパフォーマンスアップ

 

 株が教えてくれた人生で大切なこと

 投資の神様に好かれる極意

 

 頑張る人は損をする

 頑張らない「ゆる投資」のススメ

              ー裏表紙よりー

 

 

 著者のリョウジさんは若い時から株式投資を行っていまし

 たが、会社勤めの傍らでした。

 定年を間近に控え、インターネットで株取引ができること

 になり、退職金の一部の350万円で第2の投資人生が始

 まったのだそうです。

 定年退職後にいきなり投資を始めて失敗する人が多いよう

 ですが、若い時から投資をしていて定年後、じっくり投資

 に取り組めば成功する確率は高いように思います。

 リョウジさんははっきりとルールも定めています。

 9つあるルールをここで全部ご紹介はしませんが、私がな

 るほどと思ったのは、「監視銘柄を絞ること」です。

 20銘柄程度を監視銘柄とし、実際に取引しているのは1

 0銘柄程度なんだそうです。

 投資の基本は分散投資ですが、本当にウオッチできるのは

 そんなに何十銘柄もないのだろうなと思います。

 他にも「分割売買を徹底する」というのもあります。

 これは一度に全力買いせず、資金を分割し、下がれば買い

 増せるという余力を残しておくことでリスクを最小限に抑

 えられるとあります。

 タイトルにある「株ノート」ですが、

 半月に一度の「振り返りノート」

 売買ごとに書く「売買記録ノート」

 半月に一度書く「自家製チャート」の3冊です。

 「売買記録ノート」は株をやっている人なら記録している人

 は多いと思いますが、「振り返りノート」「自家製チャート」

 はやっている人は多くはないのでは?

 「振り返りノート」は月に2回6つの項目の記録です。

 日経平均株価や保有資産の総額などは当然として、「寸評」

 というのは面白いなと思います。

 ニュースや自分の感想などを書くそうです。

 私も昔は自分の感想などを結構書いていました。

 改めて読み返すとこんなこと考えていたんだなーと懐かしさ

 と気づきがあります。

 「株ノート」は手軽に誰でもできる武器。

 利用しない手はありません。★★★

 

 

  

 

 

 

 

 いよいよ幕を開けた箱根駅伝本選。大日テレビの徳重らスタ

 ッフは、選手たちの熱量を第一にした生中継実現のため奔走

 する。一方、甲斐監督率いる”寄せ集め”チームは、前代未聞

 の目標に向け、強豪校ひしめく過酷な箱根路へ果敢に走り出

 していく。それぞれのプライドを賭けた白熱のレースを描く、

 感動の完結編。             ー裏表紙よりー

 

 

 下巻は箱根駅伝の実況となっています。

 すべての選手の人となり、エピソードなどを実況で伝えていく

 ‥はずでしたが、まさか関東学生連合が健闘を見せるとは思っ

 ていなかった大日テレビの箱根駅伝チーフプロデューサーの

 徳重。

 他のチームと比べて取材が手薄だったことを後悔します。

 その取材の手薄さを救ったのは今回初めてメインアナウンサ

 ーを務めるベテランアナウンサーの辛島でした。

 元々、毎年箱根駅伝を担当していた前田アナウンサーが病気

 で担当できなくなり、辛島を推薦したことが始まりでした。

 辛島の技術は誰もが認めるところですが、気難しいところも

 あり、辛島本人もやりたくないと言っていたのを、なんとか

 徳重たちが説得しました。

 辛島は選手たちをリスペクトし、地道に取材を重ねていまし

 た。

 辛島のこのプロ意識と選手たちへの優しい視線に心救われる

 想いがしました。

 一方、選手たちが走っている中、選手たちの仲間が給水にや

 って来るシーンが好きでした。

 特に好きだったのは倉科弾の所属する大学のキャプテン・久

 保山が涙で弾に渡すシーンです。

 やたら人のいいばかりのキャプテンだったというくだりは褒

 めているのか?とも思いましたが、辛島の実況で「本当に面

 倒見のいい素晴らしいキャプテンです。予選会を突破できな

 かったとき、泣きじゃくる部員ひとりひとりに久保山は声を

 かけ、励ましてくれたそうです」というエピソードがすごく

 好き。

 そのキャプテンのためにも精一杯の走りを見せいい思い出を

 作ってあげたい‥。

 弾の優しさもにじみ出ています。

 清和国際大学の松木浩太は最後の最後で監督・北野の命令に

 背きます。

 北野は関東学生連合のコーチを務めていましたが、甲斐の方

 針に不満を持ち、コーチを辞めます。

 教え子の浩太にも関東学生連合を辞退するよう命令しますが、

 結局浩太は残ることを決め、北野と決別した形になっていま

 した。

 その監督の北野が給水に現れます。

 最後に浩太を激励しに現れた北野監督。

 ここもすごく感動的な場面でした。

 他にもいろいろ感動的、心揺さぶられるシーンがある物語で

 した。

 池井戸さんの新境地なのかな。

 すごく好きな作品です。★★★