池上彰の行動経済学入門 | チャウ子のそれでも本を読むのだ

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チャウ子のごった煮風500字読書日記
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 「人間はいつでも合理的に行動するわけではない」という

 のはその通りだと思います。

 本当にいつでも人間が合理的に行動するのであれば、世の

 中の問題はあらかた起こらないのでは?

 そういう意味では無駄遣いしたり、何かにハマるというの

 も人間が合理的に行動する生き物ではないからだと言える

 と思います。

 本書に「売れる仕組みを追求するマーケティングは、行動

 経済学の実践そのもの」とあります。

 私が興味深かったのは「直感で意思決定するプロセス・ヒ

 ューリスティック」です。

 私は単純な人間なのでわりと直感頼りのところがあります。

 考えに考えたことより直感で決めたことの方が結果的によ

 かったということもよくあります。

 株式投資でもそうです。わりとこの銘柄よいのではないか

 とカンがひらめくことがあります。

 但し、もちろんその銘柄のファンダメンタルズ分析はしま

 すよ。

 あと自分に覚えがあるというのは「選択的知覚」です。

 さまざまな情報のなかで、その人にとって重要なもの、関

 心のあるものだけを選んで知覚し、それ以外の情報はスル

 ーしているというもの。

 私は興味のあることとないことがハッキリしているのでこ

 れは思い当たります。

 興味のないことは何も知りません。

 例えば、韓流スターとか韓流ドラマとかサッカーとか全く

 興味がないので何も知りません。

 一言で言えば流行に疎いし、メジャーなものが苦手なので

 す。

 「選択的知覚」はこれまでであれば万人受けするものがよ

 いとされてきたのが、今の世の中はそうではないというこ

 とになってきたと理解すればよいのかなと思っています。

                        ★★★